復活ワイルダー、170秒の破壊的ワンパンKOに海外記者衝撃「相手をトマト缶のように…」
ボクシングの前WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)は15日(日本時間16日)、米ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで行われた同級12回戦で同級5位ロバート・ヘレニウス(フィンランド)に初回KO勝ちした。ヘビー級にもかかわらず、約11キロ減量して臨んだ1年ぶりの再起戦。海外メディアが続々と動画を公開すると、記者たちに「相手をトマト缶のようにした」と衝撃を与えた。
ワイルダーが再起戦で衝撃KO
ボクシングの前WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)は15日(日本時間16日)、米ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで行われた同級12回戦で同級5位ロバート・ヘレニウス(フィンランド)に初回KO勝ちした。ヘビー級にもかかわらず、約11キロ減量して臨んだ1年ぶりの再起戦。海外メディアが続々と動画を公開すると、記者たちに「相手をトマト缶のようにした」と衝撃を与えた。
ワイルダーは健在だった。初回、厚みのある相手に圧力をかけられた。ボディーなどを返しながら迎えたラウンド終盤。コーナーに詰められたが、相手が打ってきたところに右カウンターを打ち返した。相手の巨体は仰向けに。一撃で決め、わずか約170秒で決着した。
海外記者たちもツイッターで続々と反応。英ラジオ局「トークスポーツ」のマイケル・ベンソン記者は「初回にワイルダーが非常に重い右でヘレニウスをKO。華々しく復活した」とつづった。過去に米スポーツ専門局「ESPN」で記者を務めていたスティーブ・キム氏は「これで以上だ。ワイルダーがロープ際で巨大な右を着弾。初回でヘレニウスをKOした」と詳報した。
フィリピン紙「ザ・フィリピンスター」のディーノ・マラゲイ記者は「ワイルダーはもしかすると全力の4分の1くらいの右で倒したのではないか。ヘレニウスをトマト缶のようにした」と興奮した様子を記した。42勝(41KO)の驚異的戦歴を誇っていたワイルダーは、昨年10月にタイソン・フューリーに連敗。かつてのスパーリングパートナーを相手にした再起戦で復活を印象付けた。
(THE ANSWER編集部)