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ヘビー級で11kg激痩せした世界的ボクサーに英紙強調「劇的な減量は変なことじゃない」

ボクシングの前WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)は15日(日本時間16日)、米ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで行われる同級12回戦で同級5位ロバート・ヘレニウス(フィンランド)と対戦する。1年ぶりの再起戦。14日(同15日)は前日計量が行われ、前回より11キロも減量したボディーを披露した。英紙も肉体改造に注目し、「減量は変なことじゃない」と報じている。

2021年10月、フューリーと対戦したデオンテイ・ワイルダー【写真:Getty Images】
2021年10月、フューリーと対戦したデオンテイ・ワイルダー【写真:Getty Images】

ワイルダーが肉体改造に英紙も注目

 ボクシングの前WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)は15日(日本時間16日)、米ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで行われる同級12回戦で同級5位ロバート・ヘレニウス(フィンランド)と対戦する。1年ぶりの再起戦。14日(同15日)は前日計量が行われ、前回より11キロも減量したボディーを披露した。英紙も肉体改造に注目し、「減量は変なことじゃない」と報じている。

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 肉体改造を経て再起戦に臨む。ワイルダーは計量台に乗り、見せつけたのは引き締まった肉体。首、胴、腕とも一回りは細くなったようだが、力強く両腕で力こぶをつくった。体重は214.5ポンド(97.3キロ)。過去最重量238ポンド(約108.1キロ)だった1年前のタイソン・フューリー戦から一変した。

 英紙「デイリーメール」も激痩せぶりに注目。「ワイルダーが劇的な減量を披露」と見出しを打って報じた。海外ファンからは「細すぎる」「心配になる」と不安視する声が上がっていた肉体改造。しかし、同紙は以前にもワイルダーが214ポンド(97.1キロ)前後で戦っていたことに触れ、「36歳が土曜の試合に向けて減量するのは変なことじゃない」と強調した。

 ワイルダーは報道陣に対し、「俺に(引退まで)残された時間は3年しかない」「最高の状態で戦う準備はできているし、そうしたい。トップに返り咲くためなら何でもやる」と決意を述べたという。40歳を前に引退する可能性も示唆したようだ。

 42勝(41KO)の驚異的戦歴を誇るワイルダーも、現在はフューリーに2連敗中。「良い試合になるだろう。大陸に戻って、母国で試合をするということだ」と復活を懸けた一戦に言及した。肉体改造の効果を母国で示すことはできるのか。

(THE ANSWER編集部)


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