22歳河本力のパワー炸裂! 608yパー5を楽々2オン、55位発進も「飛距離は負けてない」
日本開催の米男子ゴルフツアー・ZOZOチャンピオンシップが13日、アコーディアG習志野CC(7079ヤード、パー70)で開幕した。ルーキーながら今季ツアー2勝の22歳・河本力は5バーディー、3ボギー、2ダブルボギーの72で回って2オーバーとし、首位に8打差の55位と出遅れた。それでも、14番パー5(608ヤード)で2オンに成功するなど、世界最高峰ツアーのデビュー戦で持ち前のパワーを披露。底知れぬポテンシャルを見せつけた。
米男子ゴルフツアー・ZOZOチャンピオンシップ初日
日本開催の米男子ゴルフツアー・ZOZOチャンピオンシップが13日、アコーディアG習志野CC(7079ヤード、パー70)で開幕した。ルーキーながら今季ツアー2勝の22歳・河本力は5バーディー、3ボギー、2ダブルボギーの72で回って2オーバーとし、首位に8打差の55位と出遅れた。それでも、14番パー5(608ヤード)で2オンに成功するなど、世界最高峰ツアーのデビュー戦で持ち前のパワーを披露。底知れぬポテンシャルを見せつけた。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」(W-ANS ACADEMYへ)
14番パー5。河本は「ドライバーはあまり当たらなかった」と言いながら、ボールをピンまで残り280ヤードまで運んだ。第2打のために手にしたのは2番アイアン。これを振り抜き、楽々と2オンに成功した。
「同組の選手よりもボールは前に行っていました。飛距離の面では負けている感じはありませんでした」
国内ツアーでの今季ドライバー平均飛距離は、全体1位で326.41ヤード。そのパワーをいかんなく発揮した河本だが、フェアウェーキープ率は46.15%で「ティーショットに苦しむ1日でした」と振り返った。言葉通り、スタートの10番パー4から第1打を右に曲げ、林からの第2打を左打ちで反対側のラフに運んだ。第3打をピン3メートルにつけて「ナイスパー」にし、前半は2アンダーで折り返すも、後半はパー3で2つのダブルボギーをたたくなどした。
「同組の2人が8番アイアンでティーショットを打っていたので、自分は9番アイアンを持って、池に入れました。頭の悪さが出てしまいました」
前日は、「1日3アンダーが目標で、前のめりにならないように」と言っていたが、この日は「緊張がありました。自分が『ここにいない』という感じもありました」と振り返った。それでも、本場の選手をも圧倒するパワーを披露し、本人も「すぐにでもこっちでやりたくなりました」と言った。
今大会は予選落ちがなく、若い河本が伸び伸びとプレーできる状況もある。ドライバーショットの修正についても、「できるはずです。(自分に)期待しています」と言った。首位のブレンダン・スティール(米国)とは8打差がついたが、河本は自分の可能性を信じながら、上を目指していく。
(THE ANSWER編集部)