全米女王マライア・ベルの引退に相次ぐ惜別 ネイサン・チェン「長い間、君と一緒に…」
フィギュアスケート2022年全米女王の26歳マライア・ベルが現役引退することを自身のインスタグラムで公表した。投稿には、北京五輪金メダリストのネイサン・チェン(米国)ら多くのスケーターから惜別の声が寄せられている。
インスタグラムに多くのスケーターから労いのコメント
フィギュアスケート2022年全米女王の26歳マライア・ベルが現役引退することを自身のインスタグラムで公表した。投稿には、北京五輪金メダリストのネイサン・チェン(米国)ら多くのスケーターから惜別の声が寄せられている。
ベルは10代から国際舞台の第一線で長年活躍。2020-21年シーズンにグランプリ(GP)シリーズ・スケートアメリカで優勝し、昨シーズンは25歳にして今年1月の全米選手権で初優勝。初出場となった北京五輪で10位、世界選手権は自己最高の4位となったばかりだった。今月8日には日本で行われたジャパンオープンに出場し、119.40点で女子3位に入っていた。
自身のインスタグラムで「全てのものには終わりが来る。最も高いレベルにある時に愛するスケートを終わらせることができる私は幸運です。心の底から皆さんの支援に感謝します。あなたたちがこの旅をとても素敵にしてくれました」と競技の第一線から退くことを表明。「また氷上で会いましょう。でも今はただショーの楽しみだけです」と記しており、今後はアイスショーなどに出演する意向のようだ。
長年活躍した選手とあって、投稿には米国のスケーターを中心に、タラ・リピンスキー、アシュリー・ワグナー、アダム・リッポンらから惜別の声が寄せられた。なかでも、10代から苦楽を共にして、北京五輪をともに戦ったチェンは「スケート・サンフランシスコから長ーい道のりだったね! とても誇りに思うよ! 長い間、君と一緒にトレーニングできて光栄だったよ」と記した。
(THE ANSWER編集部)