張本智和、世界1位と打ち合った32本の壮絶ラリーにネット衝撃「何この超人卓球大会」【世界卓球】
世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)は8日、中国・成都で男子準決勝が行われ、世界ランク3位の日本は同1位の中国に2-3で敗れ、1969年ミュンヘン大会以来、53年ぶりの世界一はならず。3位決定戦はなく、銀メダルだった16年クアラルンプール大会以来、2大会ぶりのメダルは銅となった。2勝を挙げた張本智和は世界ランク1位・樊振東と32本に及んだ壮絶なラリーを展開。最終的にポイントを取られたが、ネットに衝撃が走った。
世界卓球団体戦準決勝、樊振東との試合で驚きのラリー展開
世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)は8日、中国・成都で男子準決勝が行われ、世界ランク3位の日本は同1位の中国に2-3で敗れ、1969年ミュンヘン大会以来、53年ぶりの世界一はならず。3位決定戦はなく、銀メダルだった16年クアラルンプール大会以来、2大会ぶりのメダルは銅となった。2勝を挙げた張本智和は世界ランク1位・樊振東と32本に及んだ壮絶なラリーを展開。最終的にポイントを取られたが、ネットに衝撃が走った。
世界トップの技術が凝縮されたラリーに卓球ファンが驚いた。第4試合、ゲームカウント1-2と追い込まれた張本。第4ゲーム(G)の6-2の場面だった。張本のサービスから始まった台上のラリーは8本目の樊のバックから一気にペースアップ。台を離れた打ち合いになっても樊のスマッシュを張本が拾い、粘る。張本は懸命に声を上げながら打ち返していく。20本、30本……。息が止まったかのように会場が静まり返ったが、33本目の張本のリターンが外れた。
一気に沸き上がる会場。張本はその場に仰向けに倒れ、うなだれた。32本に及ぶ凄まじいラリーだった。ワールドテーブルテニス(WTT)公式ツイッターで紹介されたひと幕。ネット上では、日本人ファンから驚きの声が続々と上がった。
「張本選手と樊選手、人外のラリーしないでください」
「今の張本と樊振東のラリーエグすぎんか!!」
「また歴史に残るスーパーラリーが今出来上がったわ」
「すげええええええなんだあのラリー」
「これでも点とれねぇのか」
「張本も人間やめてるな」
「今のラリーは張本も人間やめてる認定でええやろ」
「今の樊と張本の打ち合いはエグすぎた」
「樊は人間辞めてるけど張本も十分人間辞めてる。何この超人卓球大会」
「ファンと張本の試合が熱すぎて火傷」
「あの舞台であんな時にひっくり返るラリー出来るの凄過ぎる」
このラリーでポイントを奪われたものの、第4G、第5Gを連取し、世界1位を撃破した張本。19歳が鮮烈なインパクトを残した銅メダルとなった。
(THE ANSWER編集部)