日本、同日に男女とも中国に敗戦 卓球王国の厚い壁、男子は大善戦も「精度が課題」【世界卓球】
世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)は8日、中国・成都で男子準決勝と女子決勝が行われ、日本は男女とも世界ランク1位の中国に敗れた。世界ランク3位の男子は大善戦も2-3で敗れ、1969年ミュンヘン大会以来、53年ぶりの世界一はならず。女子も世界ランク1、2、3位を揃えた相手に0-3で1971年名古屋大会以来51年ぶりの優勝を逃した。張本智和が1人で2勝を挙げるなど日本の成長を示した一方で、依然として卓球王国の厚い壁を感じさせた。
世界卓球団体戦、男子は準決勝で2-3&女子は決勝で0-3で敗れる
世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)は8日、中国・成都で男子準決勝と女子決勝が行われ、日本は男女とも世界ランク1位の中国に敗れた。世界ランク3位の男子は大善戦も2-3で敗れ、1969年ミュンヘン大会以来、53年ぶりの世界一はならず。女子も世界ランク1、2、3位を揃えた相手に0-3で1971年名古屋大会以来51年ぶりの優勝を逃した。張本智和が1人で2勝を挙げるなど日本の成長を示した一方で、依然として卓球王国の厚い壁を感じさせた。
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男女が同じ日に中国に夢を絶たれた。先に挑んだ男子準決勝は、張本智和が世界ランク1位・樊振東を破るなど、2勝をマーク。戸上隼輔と及川瑞基も格上の選手相手に奮闘したものの、最終試合で敗れた。9連覇中だった中国の牙城を崩せず、2大会ぶりのメダルの色は銅に。続いて登場した女子は世界ランク1、2、3位を揃えた相手に対し、エースの伊藤美誠と成長著しい18歳木原美悠、20歳長崎美柚で挑んだが、ストレートで完敗。中国に5連覇を許した。
中国のホームで感じさせられた中国の厚い壁。先に試合を終えていた男子の田勢邦史監督は「惜しかった」と繰り返しながら、第3試合で及川が馬龍に敗れた試合を例に「これはみんな同じだけど、中国とやると積極的に攻めないといけない。けど、リスクを伴う」と指摘。「そこの精度を高めないといけない。積極的に行くのはいいけど、よりミスを少なく、精度を高くする。そこを高めないと。3番(及川)はその差が出た」と日本全体の課題を口にした。
(THE ANSWER編集部)