ラグビーも半端ない! 日本代表がジョージアを史上初完封、レメキ圧巻5人抜きトライ
ラグビー日本代表のテストマッチが23日、豊田スタジアムで行われ、ジョージア代表に28-0で勝利。ジョージアを完封するのは史上初で、28点差も過去最大の点差だ。6月のテストマッチ3連戦を2勝1敗で勝ち越し、来年行われる日本開催のW杯へ向けて上々の成果を残した。
ジョージア代表に圧勝し、6月3連戦は2勝1敗で勝ち越し
ラグビー日本代表のテストマッチが23日、豊田スタジアムで行われ、ジョージア代表に28-0で勝利。ジョージアを完封するのは史上初で、28点差も過去最大の点差だ。6月のテストマッチ3連戦を2勝1敗で勝ち越し、来年行われる日本開催のW杯へ向けて上々の成果を残した。
イタリアとの初戦は34-17で勝利。16日の第2戦は22-25と惜敗していたジェイミー・ジャパン。3連戦のラストの相手は世界ランクで11位の日本と差のない12位のジョージア。過去の対戦は4勝1敗だが、ほとんどの試合が僅差の決着。世界有数のフォワードの強さを誇る侮れない相手だ。
日本は前半2分にSO田村優のPGで3点を先制。15分には約45メートルのPGをSO田村が狙ったが、これは決められず。
17分にはジョージアのフランカー・コレリシビリがシンビンで退場(10分間)。直後の18分のPGは決められなかった。
32分には敵陣ゴール前やや左でのPGをSO田村が決めてリードを6点に広げた。終了間際のゴール正面でのPGはFB野口竜司がしっかりと決めて9-0とし、前半を折り返した。
後半からフランカー西川征克が登場。31歳にして代表初キャップを獲得した。
待望のトライが生まれたのが後半9分だ。敵陣スクラムから押し込み、中央に展開。最後は途中出場のファンデルバルトが中央で押さえた。コンバージョンも決まって16-0とリードを広げる。
さらにはその3分後、敵陣の右サイドでボールを受けた、ウイングのレメキ・ロマノラバが巧みなステップと、ボディバランスの強さを発揮。相手タックラー5人を次々と交わしてトライを決めた。
後半27分には地元・愛知出身で途中出場の姫野和樹が左サイドにトライを決め、28-0とさらにリードを広げた。
本大会で当たるスコットランド、アイルランドを仮想したイタリア、ジョージアとのテストマッチ3連戦。来秋へ向けて最高の形で締めくくった。
(THE ANSWER編集部)