涙のネイマール、苦しみの理由を明かす 「オウムでさえ話すことができるのに…」
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は22日、E組で優勝候補ブラジルが苦戦の末、コスタリカを2-0で下し、初勝利。勝ち点4はスイスと並んだが、得失点差で首位に立った。後半52分に貴重な追加点となる今大会初ゴールをマークしたエースFWネイマールは、試合後にSNSを更新。サポーターを驚かせた試合後の涙の理由を明かしている。
試合後に自身のSNSを更新、並大抵ではない重圧を明かす
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は22日、E組で優勝候補ブラジルが苦戦の末、コスタリカを2-0で下し、初勝利。勝ち点4はスイスと並んだが、得失点差で首位に立った。後半52分に貴重な追加点となる今大会初ゴールをマークしたエースFWネイマールは、試合後にSNSを更新。サポーターを驚かせた試合後の涙の理由を明かしている。
ブラジルが後半アディショナルタイムに均衡を破り、その6分後の52分に左足で流し込んだネイマール。ダメ押し弾を決め、ようやくプレッシャーから解放されたのか、試合後は涙を流しながらピッチに崩れ落ちた。まるで優勝したかのようなシーンは、サポーターを驚かせたが、その涙の理由を試合後に明かしている。
「ここまでの経緯を誰もが知っているわけではない。オウムでさえ話すことができ、ものごとをきちんと実行するのに…。すべての人がそれをできるわけではない。喜びと克服とようやくの勝利で涙が出た。ここまでの人生で簡単なことは何もなかった。今でも!!!夢は続く、夢じゃなく、目標が!みんな、勝利おめでとう」
目に涙をためて天を見上げる写真と共に、インスタグラムとツイッターにこう記している。
自身のパフォーマンスにフラストレーションをためていたようだ。この日もミスが目立った絶対的エース。後半33分にペナルティーエリア内で相手と接触して倒れた際には、いったんはPKが宣告されながら、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によって取り消された。その後、不満を露わにし、余計なイエローカードももらってしまった。
最高のパフォーマンスとまではいかなかったが、終了間際のゴールでつきものが落ちたはず。サポーターは未だ半信半疑だが、屈指のFWの巻き返しに世界が注目している。
(THE ANSWER編集部)