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英雄ファルカオが“サランスクの悪夢”から逆襲の誓い「日本戦はもう過去のこと」

サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会1次リーグH組で日本代表はコロンビアを破る番狂わせを演じた。逆に本命視されていた南米の強豪は一転ピンチに追い込まれた。負けられない第2戦ポーランド戦へ向け、FWラダメル・ファルカオは「日本戦はもう過去のことだ」と切り替えを強調。「W杯で生き残るチャンスはまだある」と逆転突破に意欲を燃やしている。

ラダメル・ファルカオ【写真:Getty Images】
ラダメル・ファルカオ【写真:Getty Images】

日本にまさかの敗戦も…逆転突破に意欲「W杯で生き残るチャンスはまだある」

 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会1次リーグH組で日本代表はコロンビアを破る番狂わせを演じた。逆に本命視されていた南米の強豪は一転ピンチに追い込まれた。負けられない第2戦ポーランド戦へ向け、FWラダメル・ファルカオは「日本戦はもう過去のことだ」と切り替えを強調。「W杯で生き残るチャンスはまだある」と逆転突破に意欲を燃やしている。

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 コロンビアの英雄は、闘志は少しも失せていない。コロンビア代表の歴代通算最多得点記録を持つファルカオは第2戦へ向け、切り替えを強調している。21日に会見に出席した背番号9は「日本戦はもう過去のことだ」とキッパリと言い放った。

 日本戦は前半3分に退場者を出し、一度は追いつきながらも最後に力尽きた。自身もフル出場を果たしたが、ゴールを奪えず。よもやの勝ち点0となった。日本は“サランスクの奇跡”と盛り上がったが、コロンビアにすれば“サランスクの悪夢”。それでも「ポーランド戦では自分たちがもっと強くなれるやり方を探したい」と前を向いた。

「過去にもこういう経験はしてきた」とファルカオは言う。「予選のパラグアイ戦にホームで敗れたあと、ペルー戦もすごく厳しい試合だった。ブラジル戦もチリ戦もそうだ」。南米予選では残り2戦の正念場でパラグアイにホームで敗れ、最終戦のペルー戦で引き分け、勝ち点1を獲得。5位ペルーと勝ち点1差で自動出場権の4位に滑り込んだ。

「そこで自分たちの本質を見せてきた。W杯で生き残るチャンスはまだある。そのことが残り2試合に向けた力になる」

 苦境にいる時こそ“本質”を発揮してきたというコロンビア。第2戦のポーランド戦は互いに初戦を落とし、敗れれば自動的に敗退となる。意地でも勝ち点3を得たいところ。果たして、日本戦の悪夢を振り払い、逆襲を演じられるか。

(THE ANSWER編集部)

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