日本遠征中のNBA名将 日本人獲得の可能性を問われ絶妙回答「私が個人名挙げたら…」
米プロバスケットボール(NBA)のプレシーズンマッチの第2戦が2日、さいたまスーパーアリーナで行われ、昨季王者のウォリアーズは八村塁の所属するウィザーズ相手に104-95で勝利した。ウォリアーズのスティーブ・カーヘッドコーチ(HC)は将来的に10人以上の日本人選手がNBAで躍動する日を予想している。
ウォリアーズのカーHC「日本遠征は大きな意味」
米プロバスケットボール(NBA)のプレシーズンマッチの第2戦が2日、さいたまスーパーアリーナで行われ、昨季王者のウォリアーズは八村塁の所属するウィザーズ相手に104-95で勝利した。ウォリアーズのスティーブ・カーヘッドコーチ(HC)は将来的に10人以上の日本人選手がNBAで躍動する日を予想している。
王者の貫禄でウィザーズ相手に2連勝を飾ったウォリアーズ。昨年の東京五輪でもアシスタントコーチとして男子米国代表の金メダルに貢献していたカーHCは「日本遠征は非常に大きな意味があった。夕食会や様々なイベントを通じて、チーム全員が特別な体験を共有し、一体感を強めることができた。日本の素晴らしい文化に触れることができたので、今シーズンは良いスタートを迎えることができると思う」と手応えを語っていた。
そして、ウォリアーズが将来的に日本人選手を獲得する可能性についての質問をされると、「あまり多くを語ることができないんだ。ここで私が個人名を挙げたら、タンパリングで罰金処分だからね」と絶妙な切り返し。会見場は爆笑の渦となった。
さらに「個人名は挙げないが、日本人選手のプレーを見るのは楽しい。国内リーグも成功している。今回の日本遠征のような機会が今後増えたら、多くの日本の子供がNBAに触れることができる。そうなれば、日本人選手の育成も加速すると思う。今のような2、3選手ではなく、10人選手が同時にNBAで活躍する時代が来ると思う」とも語った。
ウィザーズ八村とネッツ渡邊雄太が昨季NBAでプレーしたが、日本人のNBA新時代がやってくると名将は予想していた。
(THE ANSWER編集部)