西岡良仁に敗れた世界24位シャポバロフが粋な賛辞「君と対戦するのは凄く面倒だ(笑)」
男子テニスの韓国オープンは2日、男子シングルス決勝で世界ランク56位の西岡良仁(ミキハウス)が同24位のデニス・シャポバロフ(カナダ)を6-4、7-6のストレートで破り、4年ぶり2度目のツアー優勝を飾った。試合後、敗れたシャポバロフは西岡に「君と対戦するのは凄く面倒だ(笑)」と粋な賛辞を送った。
韓国オープン決勝で準優勝、「ヨシ、おめでとう」と祝福
男子テニスの韓国オープンは2日、男子シングルス決勝で世界ランク56位の西岡良仁(ミキハウス)が同24位のデニス・シャポバロフ(カナダ)を6-4、7-6のストレートで破り、4年ぶり2度目のツアー優勝を飾った。試合後、敗れたシャポバロフは西岡に「君と対戦するのは凄く面倒だ(笑)」と粋な賛辞を送った。
タイブレークにもつれ込んだ第2セット、マッチポイントを握った西岡はシャポバロフのショットがアウトになると、その場に崩れ落ちるようにして膝をついた。そして、シャポバロフ、審判と握手を交わすと、総立ちとなって拍手を送る地元・韓国ファンの声援に応えた。その表情は感極まっているようにも映った。
試合後の表彰セレモニー、マイクを握った準優勝のシャポバロフは「ヨシ、おめでとう」と祝福。その上で「君と対戦するのは凄く面倒だ(笑)。俺は出来ることをすべてやったよ。おめでとう」と語りかけ、西岡に賛辞を送った。これには会場から笑いが起こり、聞いていた西岡にも笑みがこぼれた。
この様子を紹介したATP公式中継サイト「テニスTV」の公式ツイッターは「対戦相手に最大級の賛辞を贈った」として紹介した。
(THE ANSWER編集部)