日本女子オープン最終日

　女子ゴルフの国内メジャー・日本女子オープン最終日が2日、千葉・紫CCすみれC（6839ヤード、パー72）で行われ、3位から出た勝みなみ（明治安田生命）が6バーディー、2ボギーの68で回り、通算3アンダーで大会史上3人目の連覇を飾った。7月の楽天スーパーレディース以来、今季2勝目でアマチュア時代を含めツアー通算8勝目。史上初の国内メジャー完全制覇を狙った申ジエ（韓国）が通算2アンダーで2位。通算5オーバーで11位の17歳・馬場咲希（代々木高2年）がローアマを獲得した。

　超難関コースを攻略し、勝が連覇の偉業を達成した。3番パー4でこの日初めてのバーディーを奪うと、さらにスコアを1つ伸ばして迎えた7番パー5から3連続バーディー。サンデーバックナインに突入すると、13、14番で連続ボギーを叩き、嫌なムードが漂ったが、17番パー4で会心のバーディー。ライバルが終盤に続々とスコアを落とす中で耐え凌ぎ、名誉ある日本女子オープンでV2を成し遂げた。この大会の連覇は、樋口久子（1968～71年）、畑岡奈紗（2016～17年）に続く3人目となった。