17歳馬場咲希、22位発進と健闘の裏で初体験に驚き「緊張して足が震えました」
復調の理由は「東海クラシック予選落ちの悔しさ」
その一方で、前半のプレーは快調だった。住友生命Vitalityレディス東海クラシックでは、予選2日間でフェアウェーキープ率は25%だったが、この日は78.57%に跳ね上がった。厳しい設定の中でピンを狙う持ち味も発揮。復調の理由については、「東海クラシックで予選落ちしたことが悔しくて、ショットは随分と練習しました。トップの位置を深くして、大きく振る、振り切ることをイメージして、ショットが良くなってきました」と説明した。
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だが、プレー全体を通しては「悔しい」と言った。後半は10番パー4から3連続でバーディーパットを外し、14番パー4、15番パー3を連続ボギーとした。好調だったショットが曲がり、3パット。イーブンパーを目標にしていたが、スコアを伸ばせるチャンスを逃した後、ボギーを続けたことが許せなかったという。
それでも、16番パー4からはナイスパーを続けた。最終18パー5も2.5メートルのパーパットを沈めた。「もう、ボギーは打ちたくない」の一心だったといい、薄暗くなったコースでギャラリーの声援を浴びた。
初日としては上々のスタート。22位は、出場27人のアマチュア選手では首位タイだが、厳しいセッティングゆえに油断はできない。それを自覚する馬場は「明日も勝さんと西郷さんのゴルフに付いていけるように頑張って、4日間戦い抜きたいです」と言葉に力を込めた。
(THE ANSWER編集部)