メイウェザー、2回TKO勝ちに米記者も即反応 「最善尽くした」と朝倉未来の健闘も記す
25日にさいたまスーパーアリーナで行われた格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN」で、ボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザーは、総合格闘家の朝倉未来(トライフォース赤坂)とエキシビションで対戦し、カウンターからの右フックで2回TKO勝ちを収めた。
格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN」で朝倉未来と対戦
25日にさいたまスーパーアリーナで行われた格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN」で、ボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザーは、総合格闘家の朝倉未来(トライフォース赤坂)とエキシビションで対戦し、カウンターからの右フックで2回TKO勝ちを収めた。
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余裕綽々だった。「50」と書かれたウェアを身にまとい、控室から悠々とした歩みでリングに向かった“マネー”。会場を見渡しながら、時折浮かべる笑み。紅白出場歌手のクリス・ハートが米国国歌を独唱する中でもセコンド陣とコンタクトを取っていた。
先に朝倉のボディーを浴びたものの、何食わぬ顔。その後も左フックを浴びて朝倉にコンビネーションパンチを繰り出されたが、体をかがめながら華麗なディフェンスでかわした。朝倉の出方をうかがう慎重な立ち上がりで1R終了のゴングを聞いた。
2Rは左フックから勝機を探ったが、朝倉の右フックを顔面に浴びて一瞬ぐらつくシーンも。しかし、結末はラウンド終了間際に訪れた。メイウェザーがゴングとほぼ同じタイミングでカウンターからの右の強烈なショートフックを繰り出すと、朝倉の顔面にヒット。朝倉はそのまま後ろに倒れ、しばらく起き上がれなかった。レフェリーが試合を止め、メイウェザーの勝利が決まった。
米記者もツイッター上で即座に反応。米スポーツ専門局「ESPN」のマーク・ライモンディ記者は「メイウェザーは2回終盤にアサクラを止めた。右でジャパニーズ・ファイターを倒した」とつづった。米スポーツメディア「スポルティング・ニュース」のシニアライター、アンドリース・ハレ氏は「メイウェザーの右でアサクラがダウン。立ち上がることができなかった。イッツ・オーバーだ」と伝えた。
同じく「スポルティング・ニュース」のダニエル・ヤノフスキー記者は「ミクル・アサクラはマクレガーを含めたこれまでのどの挑戦者より、メイウェザーに対して最善を尽くした。メイウェザーはメイウェザーだった」と朝倉の健闘を記している。
(THE ANSWER編集部)