日本代表、W杯の同組ドイツも完勝劇を激賞 専門誌「強力なカマダのおかげもあって」
ドイツ遠征中のサッカー日本代表は23日に行われたキリンチャレンジカップ米国代表戦で2-0の勝利を収めた。ドイツの専門誌はドイツ1部ブンデスリーガで活躍するMFを完勝の立役者としてピックアップ。「完璧な見せ場を作った」と称賛した。
米国戦で2-0完勝を収めた日本代表
ドイツ遠征中のサッカー日本代表は23日に行われたキリンチャレンジカップ米国代表戦で2-0の勝利を収めた。ドイツの専門誌はドイツ1部ブンデスリーガで活躍するMFを完勝の立役者としてピックアップ。「完璧な見せ場を作った」と称賛した。
これまでの4-3-3のフォーメーションから4-2-3-1にシステム変更して米国と対峙した日本。それまでのシステムでは置かれなかったトップ下の位置に入ったMF鎌田大地(フランクフルト)が前半25分に先制ゴールを奪った。後半43分には途中出場のMF三笘薫(ブライトン)が得意のドリブルから切れ込んで追加点。守備陣も相手の攻撃を封じ、“クリーンシート”の快勝だった。
ワールドカップ(W杯)大会で同組に入っているドイツのスポーツ専門誌「キッカー」も日本の完勝劇をリポート。「強力なカマダのおかげもあって:日本が米国に勝利」との見出しで鎌田の貢献ぶりを取り上げた。記事内では「マン・オブ・ザ・マッチ、アイントラハト・フランクフルトのカマダが“サムライ・ブルー”の2-0勝利に大きく貢献」とした上で、試合展開にも触れた。
「前半は明らかに日本のペースだった。24分(公式は25分)に優勢な試合運びが実を結ぶ。またしてもカマダがモリタからのボールから完璧な見せ場を作ると、13メートルの距離からシュートを決めた。後半も日本が試合を支配。ミトマがスプリントから邪魔されることなくシュートに持ち込んでゴール右下に決めると米国の希望はついえた」とし、MF守田英正(スポルディング)との連係からの得点に着目した。
その上で「日本もこの結果に十分満足できるだろう。何度もチャンスを作り相手にはただの一度も枠内シュートを許さなかった」と試合内容でも日本が圧倒したことを報じている。
(THE ANSWER編集部)