大谷翔平が投げた変化球に「何これ」 マリナーズ戦の1球が米話題「ジャイロスライダー」
米大リーグで17日(日本時間18日)の本拠地マリナーズ戦で自己最多を更新する13勝目を挙げたエンゼルス・大谷翔平投手。この試合で投げ、新たな軌道を描いていた変化球に米記者が「ジャイロスライダーのように見えた」と関心を示した。投稿された動画に対し、ファンも「何これ」「数週間ごとに新球を投げるので、彼のスカウティングレポートを作るのは不可能」との声が上げ、話題になっている。
マリナーズ戦で多投したスライダーの軌道に米記者が関心
米大リーグで17日(日本時間18日)の本拠地マリナーズ戦で自己最多を更新する13勝目を挙げたエンゼルス・大谷翔平投手。この試合で投げ、新たな軌道を描いていた変化球に米記者が「ジャイロスライダーのように見えた」と関心を示した。投稿された動画に対し、ファンも「何これ」「数週間ごとに新球を投げるので、彼のスカウティングレポートを作るのは不可能」との声が上げ、話題になっている。
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野球専門の米シンクタンク「ベースボール・プロスペクタス」のルーカス・アポストレリス記者が自身のツイッターに「ショウヘイ・オオタニが多投していた変化球について注目してみよう」と記し、投稿したのはマリナーズ戦で投じた1球の動画だった。
1-0とリードして迎えた3回1死、左打席のトロをカウント2-2と追い込むと、大谷は変化球を選択した。直球の握りから指先で切るようにして内角に投げ込まれた87マイル(約140.1キロ)は縦に大きく落ちながら曲がった。ワンバウンドしたが、トロのバットは止まらず空振り。三振に斬った場面だ。
同記者は、この場面について「彼が通常投げるスライダーとは対照的に、フォーシームの握りをしたジャイロスライダーのように見えた」と表現。大谷のスライダーといえば、ベース板を横切るような横の変化の印象が強いが、縦の変化は新鮮だったようだ。
動画を見た米ファンから「日本人投手は4、5か月ごとに新しい球を投げるのか?」「何これ」「オオタニは毎日良くなってる」「数週間ごとに新球を投げるので、彼のスカウティングレポートを作るのは不可能」「日ごとにエゲツなくなってる」「パワーカーブと呼んじゃダメ?」「進化したショウヘイ」などの声が続々。今季は新たにツーシームを投げており、二刀流の変化球にさらに関心が寄せられているようだ。
(THE ANSWER編集部)