大谷翔平VSジャッジ比較は「難しい」 ヤンキース監督が本音、理由は“二刀流の評価”
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手はヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手とMVP争いを繰り広げている。全米でも論争が過熱する中、ヤンキースのアーロン・ブーン監督は両者について問われ、「比較は難しい」と私見を語った。
ブーン監督「ショウヘイは昨年よりも良いかもしれないが…」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手はヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手とMVP争いを繰り広げている。全米でも論争が過熱する中、ヤンキースのアーロン・ブーン監督は両者について問われ、「比較は難しい」と私見を語った。
米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のヤンキース番クリス・キルシュナー記者は18日(日本時間19日)に自身のツイッターを更新。「昨晩、オオタニはメディアに対し、昨年よりも良いシーズンを過ごしていると感じると明かした。アーロン・ブーンにオオタニとジャッジをどのように正しく比較、評価するか聞いた」と投稿。ブーン監督はこのように話したという。
「ショウヘイは昨年よりも良いシーズンを過ごしているかもしれないが、ジャッジは歴史的なシーズンを過ごしている」と大谷を認めながら自軍の主砲を称えた一方で「比較は難しい」と本音も語った。「ショウヘイについては、投打であのクオリティを有する選手を我々は見たことがないから、(比較できるかは)分からないね」とし、前例なき二刀流の評価が比較を難しくさせているようだ。
大谷は17日(同18日)のマリナーズ戦で、7回無失点8奪三振の好投で自己最多を更新する13勝目をマーク。防御率2.43に196奪三振で史上初の投打ダブル規定到達が目前だ。打っても34本塁打を放ち、18日(同19日)の同カードで自己最多の139安打を記録。一方、ジャッジはこの日のブルワーズ戦で2発を放ち、本塁打のリーグ記録61本まであと2本に迫る今季59号に。123打点(リーグ1位)、打率.316(リーグ3位)で三冠王の可能性もある。
(THE ANSWER編集部)