大谷翔平13勝目の中継は“異例”の放送終了 実況席が「2連勝です」と伝えた直後に一言
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地マリナーズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場。打者としては初回の適時二塁打で1安打1打点、投手としては7回3安打無失点8奪三振の快投で自己最多を更新する13勝目を挙げた。勝利の立役者に、地元中継局は「オツカレサマデシタ、オオタニサーン!」と日本語での最敬礼で締めている。
ヒーローインタビュー終了後に日本語で最敬礼
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地マリナーズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場。打者としては初回の適時二塁打で1安打1打点、投手としては7回3安打無失点8奪三振の快投で自己最多を更新する13勝目を挙げた。勝利の立役者に、地元中継局は「オツカレサマデシタ、オオタニサーン!」と日本語での最敬礼で締めている。
打者としても投手としても躍動を見せた大谷。地元ロサンゼルスで放送する放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」は、試合中継の締め括りも二刀流の大絶賛だった。試合後のヒーローインタビューに登場した大谷。やりとりを終えると、ダグアウトに引き揚げるヒーローの姿を映し出した。
メジャー通算132勝で解説を務めるマーク・グビザ氏は「彼はあまりに素晴らしすぎて、マウンドでやりたい放題でした。ショウヘイ・オオタニ、まさに圧倒しました。エンゼルスはシアトル相手に2連勝です」と伝えた。すると、実況のパトリック・オニール氏がここでひと言。「オツカレサマデシタ! オオタニサーン」と日本語で労い、そのまま放送は終了した。
大谷が本塁打を打った際には、日本語のフレーズを繰り出すことはお馴染みだったが、さらにそれを散りばめた。規定投球回数まで14回とした二刀流に最敬礼を送り、試合中継を“異例”のスタイルで締めくくった。
(THE ANSWER編集部)