ボクシング平岡アンディが計量パス デビュー21連勝へKO宣言「スリリングな試合になる」
ボクシングのWBOアジアパシフィック(AP)・スーパーライト級(63.5キロ以下)タイトルマッチが13日、東京・後楽園ホールで行われる。12日は都内で前日計量が行われ、王者・平岡アンディ(大橋)がリミットの63.5キロ、挑戦者のアルビン・ラガンベイ(フィリピン)がリミットを200グラム下回る63.3キロで一発クリアした。日本同級王者でもある平岡は、WBO・AP王座3度目の防衛戦。戦績は26歳の平岡が20勝(15KO)、27歳のラガンベイが13勝(11KO)5敗1分け。
WBOアジアパシフィック・スーパーライト級タイトルマッチ前日計量
ボクシングのWBOアジアパシフィック(AP)・スーパーライト級(63.5キロ以下)タイトルマッチが13日、東京・後楽園ホールで行われる。12日は都内で前日計量が行われ、王者・平岡アンディ(大橋)がリミットの63.5キロ、挑戦者のアルビン・ラガンベイ(フィリピン)がリミットを200グラム下回る63.3キロで一発クリアした。日本同級王者でもある平岡は、WBO・AP王座3度目の防衛戦。戦績は26歳の平岡が20勝(15KO)、27歳のラガンベイが13勝(11KO)5敗1分け。
計量を終えた平岡は取材対応。冷静な喋りに順調な様子をうかがわせた。今回は通常より1週間早い1か月前から減量をスタートさせ、「減量の最後は何をしてもきつい。それまでの調整はよかった。最後の2日くらいはきつかったけど、食事も摂れた。前回は絶食もしたので」と十分に練習もできたという。
ガーナ系米国人の父と日本人の母を持つ平岡は2013年にプロデビュー。身長182センチのサウスポーで、2019年秋に米興行大手・トップランク社とプロモート契約した。同11月にラスベガスの米国デビュー戦で2回KO勝ち、20年秋の米国2戦目でも4回TKO勝ち。近い将来の世界挑戦を目指す中、現在の世界ランクはIBF9位、WBO13位としている。
「自分としては、より緊張して試合をすることで力を発揮できる。リングに上がるのが凄く楽しみ。スリリングな試合になると思います」
強打者のラガンベイは、18年に現在の日本ウェルター級王者・小原佳太(三迫)と対戦。左フックで相打ちとなり、ダブルノックダウンの末に2回KO勝ちし、WBO・APウェルター級王座を手にした。サウスポー同士の対戦に、平岡は「思ったより小さい。小原さんとの試合を見て、当て勘はいいと思った。リスクを減らしながらやりたい。いつも通りやってきたことを出せればKOを狙えると思う。相手の出方次第ですけど、自分のプランでKOできれば」と自信を見せた。
今年6月には、同門の井上尚弥とノニト・ドネア(フィリピン)の世界バンタム級3団体王座統一戦の前座を戦った。赤岩俊(マナベ)に6回TKO勝ちし、日本王座2度目の防衛に成功。デビューからの連勝を20に伸ばした。父のジャスティス・コジョ・トレーナーも取材に応じ「今までのベストコンディションじゃないか。この試合で真価がわかる」と期待した。
(THE ANSWER編集部)