8年目苦労人&プロ初戦21歳が好発進 2位種子田香夏「気負わず」4位奥山友梨「ドキドキ」
8年目の種子田は最終18番で思い切りの良さ「いっちゃえ~」
種子田はツアー8年目だが、今季は出場2試合でいずれも予選落ち。今大会は、7月の予選会(関西)4位で出場権をつかんだ。
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「このコースは3年連続でステップ・アップ・ツアーの京都レディースで回っていますが、やっぱり、今日は(メジャー大会の設定なので)グリーンが速くてラフが深かったです。なので、パーオンすることを意識しました」
だが、打ち上げで難関の最終18番パー4では、思い切りの良さを見せた。
「175ヤードを5番アイアンで打ちました。ギリギリに届くクラブだったので、『もう、いっちゃえ~』という感じで振りました」
ピン右5メートルからのバーディーパットは外れたが、プロ8年目でツアーでの自己ベストスコアを2打更新。その理由を笑顔で説明した。
「今年はシャフトをプロになった当時のモデルに替えて、荒れていたドライバーショットが良くなりました。最近は、スイングを横振りから縦振りのイメージに変えたので、球が上がりやすくなりました」
これまでショット、パットの不調にも苦しんできたが、ようやく巡ってきたチャンス。ただ、ツアーの厳しさを知るだけに「2メートル以内のパットが重要になると思っているので、しっかりパターを練習します。(第2日は)気負わずにプレーしたいです」と言った。キャディーを務める高校の同級生とともに、大舞台を楽しみ、まずは予選突破を目指す。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)