山下美夢有、メジャー連勝へ2位発進 夏場越えても好調の秘訣「昨年は3~4kg落ちて…」
女子ゴルフの国内メジャー・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯が8日、京都・城陽CC(6555ヤード、パー72)で開幕した。今季メルセデス・ランキング1位の山下美夢有(加賀電子)は、6バーディー、ボギーなしの66で6アンダーの2位。首位の菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)とは1打差につけた。5月のワールドレディスサロンパス杯でも優勝しており、メジャー2冠に向けて好発進。優勝した6月の宮里藍サントリーレディス以降は出場9戦連続トップ10入りしている。昨季は苦しんだ夏場を乗り切れた理由に「たくさん食べること」を挙げた。
日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯初日
女子ゴルフの国内メジャー・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯が8日、京都・城陽CC(6555ヤード、パー72)で開幕した。今季メルセデス・ランキング1位の山下美夢有(加賀電子)は、6バーディー、ボギーなしの66で6アンダーの2位。首位の菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)とは1打差につけた。5月のワールドレディスサロンパス杯でも優勝しており、メジャー2冠に向けて好発進。優勝した6月の宮里藍サントリーレディス以降は出場9戦連続トップ10入りしている。昨季は苦しんだ夏場を乗り切れた理由に「たくさん食べること」を挙げた。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
山下のプレーは終始、安定していた。打ち上げで難関の18番パー4も、第2打をピン手前10メートルに乗せて2パットでパー。フェアウェーを外したのは2度だけで、ボギーなしで淡々とラウンドを終えた。
「(今大会は)ティーショットが重要と思っているので、(第2打の大半を)フェアウェーから打てて良かったです。出来は80点ぐらいです」
自宅から通勤できるコースで、ギャラリーの声援も力になっている。「アップダウンがある中、みなさんも大変。声援があるので頑張れました」と感謝した。
賞金女王経験者の稲見萌寧、上田桃子とのラウンドについては「リズムがいいですし、淡々とプレーされているので、私もそのリズムについていくという感じ。私も去年に比べたらショットは安定しているので、去年は緊張もあったんだと思いました」と振り返り、体の状態も1年前とは違うことを明かした。
「去年は後半戦になって、体重が3、4キロ落ちて飛距離が10ヤード弱落ちました。今年はキープできています。去年は休憩がない時には補食を摂らなかったのですけど、今はおにぎりやバナナを食べたりして、1日3~4食ぐらいは食べています」
残り3日。山下は勝負の鍵に「パー5でスコアを伸ばす」ことを挙げた。メジャー年間2勝なら、4年のシード権を獲得。メルセデス・ランキング年間1位にも大きく前進できる。身長150センチの山下が、大きな名誉を掴みにいく。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)