全米オープンテニス・女子シングルス準々決勝

　テニスの全米オープン（OP）は6日（日本時間7日）、女子シングルス準々決勝が行われ、第1シードのイガ・シフィオンテク（ポーランド）が第8シードのジェシカ・ペグラ（米国）にストレート勝ちし、初の準決勝進出を決めた。4大大会3勝目に向けてまた一歩前進したが、大会公式ツイッターは敗れたペグラの試合後に注目。公式会見の場でまさかの飲酒に走った動画を公開し、海外ファンも「最高の会見」「良い選択だ」と注目している。

　世界ランキング1位のシフィオンテクとの接戦後、会見に臨んだペグラ。頬が少し赤らんでいる。記者を前にして、手にしたビール缶を躊躇なく“グビり”といくと、こんなやり取りが行われた。

記者「ハイネケン、いいですね」

ペグラ「ありがとう。ドーピングで尿検査しなきゃいけないの。でも負けを和らげるのにも役立つわね」

　全米OP公式ツイッターは動画を公開。「ジェシカ・ペグラはキツい仕事の後の我々と同じだ」とユーモラスな文面を添えた。海外ファンからは「これ最高だわ！」「完璧よ」「良い選択だ」「共感するわ」「今まで見た中で最高の会見ね」「彼女はありのままだね」「乾杯！」などとコメントが寄せられている。

　女子シングルスは4強が出揃い、準決勝ではシフィオンテクとアリーナ・サバレンカが激突。もう1試合の組み合わせはキャロリン・ガルシア（フランス）とオンス・ジャバー（チュニジア）の顔合わせとなった。