メジャー連勝狙う山下美夢有、弟・勝将の男子下部ツアーVに感心「成長したな~と…」
女子ゴルフの国内メジャー・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯が8日、京都・城陽CC(6555ヤード、パー72)で開幕する。7日はプロアマ戦が行われ、今季2勝でメルセデス・ランキング首位を走る21歳の山下美夢有(加賀電子)が会見。5月のワールドレディスサロンパス杯に続くメジャー大会連勝への意気込みを語りつつ、前週の男子ゴルフ下部のABEMAツアー、ダンロップ・フェニックス・チャレンジふくしまでアマチュアながら優勝を飾った弟・山下勝将(まさゆき=近大2年)については「上達したな~」と実感を込めた。
8日から日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯
女子ゴルフの国内メジャー・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯が8日、京都・城陽CC(6555ヤード、パー72)で開幕する。7日はプロアマ戦が行われ、今季2勝でメルセデス・ランキング首位を走る21歳の山下美夢有(加賀電子)が会見。5月のワールドレディスサロンパス杯に続くメジャー大会連勝への意気込みを語りつつ、前週の男子ゴルフ下部のABEMAツアー、ダンロップ・フェニックス・チャレンジふくしまでアマチュアながら優勝を飾った弟・山下勝将(まさゆき=近大2年)については「上達したな~」と実感を込めた。
山下は現在、優勝した宮里藍サントリーレディスから出場9試合連続トップ10入り。メルセデス・ランキング、賞金ランキングは共にトップで今大会も優勝候補の1人だ。5月の国内メジャー初戦・ワールドレディスサロンパス杯も優勝。メジャー連覇への思いを問われると、落ち着いた口調で返した。
「メジャーは特別な感じで、優勝したいというのもありますし、まずはやるべきことをしっかりやれば結果もついてくると思うので、頑張りたいです。明日からは楽しんでいきたいです」
一方で弟がプロの試合で優勝を飾った感想を聞かれると、照れくさそうに笑みを浮かべた。
「まさか優勝すると思っていなかったので、『成長したな~』と思います。(以前は)チャラけて真剣に練習していなかったので『真剣にやれよ』と言っていました。それが、ショットもパッティングも上達したんだなと思いました」
山下がクラブを握ったのは5歳からで、父・勝臣(まさおみ)さんも一緒にゴルフを開始。勝将、妹の蘭(中学2年)もジュニアゴルファーになり、ともに成長してきた。山下は高校時代に日本代表に入り、プロデビュー後もルーキーシーズンとなった昨季から活躍。今や女子のトッププロの1人となったが、弟の飛躍は何よりもうれしかったようだ。
「(弟が)優勝した後に電話して、『おめでとう』と言いました。弟は『ありがとう』と(笑)」
6日には自宅で勝将と対面。やはり、「お疲れさま」と声をかけただけで、ゆっくり話す間もなかったというが、刺激を受けたことは間違いない。今週はプロになってから初めての自宅から“通勤”。家族、友人たちも応援に来るといい、山下は「より気持ちも入ります」と言葉に力を込めた。
(THE ANSWER編集部)