ラグビー日本代表、猛追みせるもイタリアに敗戦 テストマッチ連勝ならず
ラグビー日本代表のテストマッチが16日、ノエビアスタジアム神戸で行われ、イタリア代表に22-25で敗れた。6月のテストマッチ3連戦の2戦目で今季初黒星。欧州の強豪相手に連勝を飾ることはできなかった。
初戦からメンバー変更は1人だけ、イタリアから連勝狙うもわずかに及ばず
ラグビー日本代表のテストマッチが16日、ノエビアスタジアム神戸で行われ、イタリア代表に22-25で敗れた。6月のテストマッチ3連戦の2戦目で今季初黒星。欧州の強豪相手に連勝を飾ることはできなかった。
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9日に行われた第1戦では34-17とダブルスコアで快勝した相手との連戦。第1戦から新たに先発入りしたのはフランカー徳永祥尭だけで、NO8だったアマナキ・レレイ・マフィが控えに回り、注目の姫野和樹がNO8に入った。
前半4分にロックのアニセがいきなりシンビンで退場(10分間)する波乱のスタート。1人少ない時間帯は粘り強く守った日本だったが、19分に敵陣から一気にボールを運ばれトライを許した。26分にはゴール前左ラインアウトモールからじわじわと押し込まれ、最後は日本の右中間に押さえられた。しのぎ切ったかに見えたが、TMO(ビデオ判定)の末にトライと判定された。
日本の反撃は34分。敵陣10メートルライン付近からSO田村優がPGを決めて3点を返し、前半は3-12で折り返した。
後半から徳永に代えて、アマナキ・レレイ・マフィ、田中史朗に代えてSH流大を投入。流れを変えようとしたが、逆に同4分にトライを奪われ、3-19とリードを広げられた。
追い込まれた日本が底力を発揮する。後半19分には右サイドから展開。後半から入った流から入ったばかりの松田力也へとつなぎ、最後はセンター、ウィリアム・トゥポウが中央に飛び込みトライ。松田がコンバージョンを決めて10-19と差を詰めた。その5分後にも今度はマフィが左中間にトライ。一気に2点差まで迫った。
しかし32分、34分と連続でPGを決められ万事休す。終了間際にFB松島幸太朗がトライを決め、3点差に迫るも、コンバージョンは失敗。ここでノーサイドとなった。
6月のテストマッチ3連戦の最終戦は、23日にジョージア代表と愛知・豊田スタジアムで対戦する。
(THE ANSWER編集部)