F1フェラーリ、混乱のタイヤ準備で生まれた“もう一つのミス”を英指摘「さらに醜態」
自動車レースのF1第15戦オランダGPは4日に決勝が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が地元で今季10勝目を飾った。カルロス・サインツJr.(フェラーリ)はピットストップのミスもあって8位に。タイヤ準備の遅れが生じていたが、その間に起きていた“もう一つのミス”を英紙が報じている。
サインツJr.は8位に
自動車レースのF1第15戦オランダGPは4日に決勝が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が地元で今季10勝目を飾った。カルロス・サインツJr.(フェラーリ)はピットストップのミスもあって8位に。タイヤ準備の遅れが生じていたが、その間に起きていた“もう一つのミス”を英紙が報じている。
序盤は3番手を走行していたサインツJr.。しかしピットストップの際にミスが生まれた。呼び戻す判断が遅れたことで、左リアタイヤの準備ができていなかった模様。大幅なロスが生じる中で“さらなるミス”も。路面に置いていたホイールガンが、後ろから来たセルジオ・ペレス(レッドブル)の走路上にあったため、後輪で轢かれてしまったのだった。
この出来事を英紙「デイリー・スター」は「カルロス・サインツが『オーマイガー』と嘆き フェラーリがオランダGPのピットストップでタイヤ失念」との見出しを打った記事で報じた。「フェラーリがオランダGPで、増え続けるミスのリストに新たなものを加えた。カルロス・サインツのピットストップでタイヤを忘れたようだ」と伝えた後、こう記している。
「サインツがピットインした後、メカニックが3本のタイヤしか準備していなかったのは明らかで、足りないタイヤのために混乱していた」「3秒以上掛かる理由のないストップで12秒7も掛かった。パニックの中、ペレスの走行路にホイールガンが放置され轢かれるという、フェラーリにとってさらなる醜態をさらした」
記事ではフェラーリのマッティア・ビノット代表が「めちゃくちゃだった。緊急でメカニックが準備できていなかった。レース後に見直す。明らかにミスだ」と英メディアに語っていたことも伝えている。
(THE ANSWER編集部)