引退意向セリーナ「これは嬉し涙」 全米敗退で感謝「パパ、ママ、ビーナスありがとう」
テニスの全米オープン第5日が2日(日本時間3日)、ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、現役引退の意向を示唆していた元世界1位セリーナ・ウィリアムズ(米国)が女子シングルス3回戦で敗退した。世界ランク46位のA・トムリャノビッチ(オーストラリア)に5-7、7-6、1-6で敗戦。試合後は「これは嬉し涙よ」と涙を流した。
セリーナが3回戦敗退
テニスの全米オープン第5日が2日(日本時間3日)、ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、現役引退の意向を示唆していた元世界1位セリーナ・ウィリアムズ(米国)が女子シングルス3回戦で敗退した。世界ランク46位のA・トムリャノビッチ(オーストラリア)に5-7、7-6、1-6で敗戦。試合後は「これは嬉し涙よ」と涙を流した。
セリーナが感無量だった。第1セットを先取されたものの、第2セットはタイブレイクの末に奪い返した。強力なサーブなどで相手に対抗。しかし、最終セットで力尽きた。スタンディングオベーションに応えたかつての最強女王。大会公式ツイッターはインタビュー動画を公開。涙を拭いながらこう語っている。
「オーマイガー。皆さんは今日、本当に素晴らしかったです。頑張りましたが、及びませんでした。ありがとう、パパ。見てるのはわかってるわよ。ママ、ありがとう。ここにいる全ての人が数十年にわたって私を応援してくれた。本当に数十年ね。でも、全ては私の両親から始まりました。彼らは全てに値するし、感謝の気持ちでいっぱいです。これは嬉し涙よ。きっとね。わからないけど。ビーナスがいなければ私はセリーナにはなれなかった。ありがとう、ビーナス」
4大大会シングルス23勝、WTAツアー通算73勝を誇るレジェンドに惜しみない拍手が送られた。
(THE ANSWER編集部)