原英莉花、怒涛9バーディーで暫定首位 絶好調の裏にジャンボの言葉「病院行ってこい」
女子ゴルフの国内ツアー、ニトリレディスは25日、北海道・小樽CC(6655ヤード、パー72)で開幕。原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)は9バーディー、2ボギーの65で回り、7アンダーでフィニッシュ。ホールアウト時点で暫定首位に立った。会見では、腰痛が癒えて「優勝したい意欲が湧いてきた」と心境を明かした。
ニトリレディス初日
女子ゴルフの国内ツアー、ニトリレディスは25日、北海道・小樽CC(6655ヤード、パー72)で開幕。原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)は9バーディー、2ボギーの65で回り、7アンダーでフィニッシュ。ホールアウト時点で暫定首位に立った。会見では、腰痛が癒えて「優勝したい意欲が湧いてきた」と心境を明かした。
インスタートの原は出だし10番から4連続バーディーと好発進。14番パー4でボギーを叩いたが、16、17番の連続バーディーで再び勢いづいた。後半に入り、4番パー3でスコアを落としたものの、5番パー4でバウンスバックに成功。7番でスコアを伸ばすと、最終9番パー5もバーディーを奪った。
腰の状態が良くなかった影響で、なかなか結果が出なかった今季序盤。「気持ちばかり落ちてしまっていて『何でゴルフやってるんだろう』と思っていた時があった」という。そんな中で師匠の尾崎将司から「病院に行ってこい」といわれ、7月下旬に都内の病院で治療を受けた。
レントゲンを撮ったところ「脊椎の部分に神経が当たっていた」。そこで注射など治療を受けると、痛みはほぼ消えたという。調子も上がり、先週のCATレディースでは今季2度目のトップ10入りとなる5位。「私の中で優勝したい意欲が沸いてきて、技術も伴ってきた」と自信も復活した。ホールアウト時点でリーダーボードの一番上に名前があったことについても「そこ(一番上)にいようという気持ちでいた」と強い気持ちを示した。
原にとって小樽CCは「戦略性ある難しいコースだけど、大好きなコース」。それだけに「絶対に攻略して帰ろうと思っていた。残り3日あるけど、頑張りたい」と昨年11月以来の優勝を視野に入れた。
(THE ANSWER編集部)