エンゼルスから解雇された男が首位打者争い 打率3割超えの躍動に指揮官称賛「誇りだ」
米大リーグ・ロッキーズのホセ・イグレシアス内野手が好調だ。昨季まで所属したエンゼルスでは、大谷翔平投手の本塁打の際に、ベンチ前のハイテンションな出迎えでも有名だった“元相棒”。23日(日本時間24日)の本拠地レンジャーズ戦では4打数無安打だったものの、今季は打率.308で首位打者争いに絡んでいる。米地元紙は「キャリア最高のシーズンの一つ」と注目。指揮官も「誇りに思うよ」と称賛している。
ロッキーズのイグレシアスに地元紙「キャリア最高のシーズン」
米大リーグ・ロッキーズのホセ・イグレシアス内野手が好調だ。昨季まで所属したエンゼルスでは、大谷翔平投手の本塁打の際に、ベンチ前のハイテンションな出迎えでも有名だった“元相棒”。23日(日本時間24日)の本拠地レンジャーズ戦では4打数無安打だったものの、今季は打率.308で首位打者争いに絡んでいる。米地元紙は「キャリア最高のシーズンの一つ」と注目。指揮官も「誇りに思うよ」と称賛している。
昨季9月にエンゼルスから解雇、自由契約となり、レッドソックスへ移籍していたイグレシアス。今季はロッキーズで104試合に出場し、3本塁打47打点、打率は3割超えと、地区最下位のロッキーズで奮闘している。今季でメジャー10年目となる32歳を、米コロラド州地元紙「ザ・デンバー・ポスト」が特集した。
同紙は「キューバから亡命したロッキーズのホセ・イグレシアスがメジャー10年目を迎えた」との見出しで記事を掲載。今季好調を維持するイグレシアスについて、「打者としてキャリア最高のシーズンのひとつを過ごしている」と脚光。「とても気分がいいし健康だ。動けているし、まだあと数年は高いレベルでできそう」と充実感を示すイグレシアス本人のコメントも紹介した。
2011年にレッドソックスでメジャーデビューしたイグレシアスにとって、ロッキーズは6球団目。指揮官からの信頼も厚いようで、記事では、バド・ブラック監督が「現在の選手たちの才能豊かさがある中で10年間もこのレベルでプレーするのは偉業だよ。それ自体がその選手について多くを語っている。彼(イグレシアス)には『とても誇りに思う』と伝えたよ」と称賛していた。
昨季エンゼルスでは114試合に出場し、8本塁打41打点、打率は.259。巧みな守備でも、たびたび会場を沸かせていた。
(THE ANSWER編集部)