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大谷翔平、残留に新オーナーは「682億円」を払うか エンゼルスの“未来”を米紙予想

米大リーグ・エンゼルスは23日(日本時間24日)、球団の売却を検討していることを公式ツイッターで発表した。米紙「ニューヨーク・ポスト」はオーナー変更による大谷翔平投手の去就に注目。「トレードした場合の見返りは巨大だ」「5億ドル(約682億円)払って生涯アナハイムに留まらせるかもしれない」とエ軍の“未来”を予想している。

球団売却で大谷翔平の去就にも注目が集まっている【写真:ロイター】
球団売却で大谷翔平の去就にも注目が集まっている【写真:ロイター】

オーナーのモレノ氏が球団売却検討を発表

 米大リーグ・エンゼルスは23日(日本時間24日)、球団の売却を検討していることを公式ツイッターで発表した。米紙「ニューヨーク・ポスト」はオーナー変更による大谷翔平投手の去就に注目。「トレードした場合の見返りは巨大だ」「5億ドル(約682億円)払って生涯アナハイムに留まらせるかもしれない」とエ軍の“未来”を予想している。

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「ニューヨーク・ポスト」は「アート・モレノのエンゼルス売却が、ショウヘイ・オオタニに意味することとは」の見出しで記事を掲載。20シーズンに渡りオーナーを務めたモレノ氏が「今がその時と結論付けた」とチーム売却への思いを吐露したことを紹介。その上で、オーナー変更が2023年シーズン後にフリーエージェントとなる大谷にもたらす影響を、こう指摘した。

「トレード期限間際まで移籍の噂がささやかれていたスター選手ショウヘイ・オオタニにとっては特に影響があるだろう。同紙のジョン・ヘイマン記者は、モレノが大谷のトレードに強烈に反対し、話が始まる前に拒否していたと伝えていた。モレノがいなくなれば、それも変わるかもしれない」

 パドレスのA.J.プレラーGMが大谷のトレードに乗り出していたことを同紙に認めるなど、オファーを出す球団はあったようだが、モレノ氏がそれを頑なに拒否。今季の移籍は実現していなかった。記事では、「エンゼルスがトレードを決断すればその見返りも巨大だ」とし、二刀流の価値の高さに加え、「穴だらけ」のエンゼルスにとって大谷のトレードに一定の利があると紹介した。

 その一方で、大谷残留のシナリオにも言及。「新オーナーは、彼を生涯アナハイムに留めるために5億ドルを払う決断をするかもしれない。オオタニは入団以来プレーオフに進出していないチームに、快く留まらなければならないだろうが、新オーナーは新たな方向へ舵を切ると、彼を説得出来るかもしれない」と可能性のある“未来予想図”の一つを描いていた。

(THE ANSWER編集部)


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