大谷翔平がいても勝てない古巣は「奇妙」 電撃解任から2か月、マドン前監督が“激白”
米大リーグ・エンゼルスのジョー・マドン前監督が電撃解任から2か月、米地元紙のインタビューに応じた。古巣は指揮官更迭という荒療治を行いながら、浮上の糸口は見えず、52勝68敗でア・リーグ西地区4位と低迷。大谷翔平投手、マイク・トラウト外野手といったスター選手が在籍しながらも勝てない状況に「奇妙」「イライラする」などと語ったという。
ジョー・マドン前監督が地元紙の取材に応じる
米大リーグ・エンゼルスのジョー・マドン前監督が電撃解任から2か月、米地元紙のインタビューに応じた。古巣は指揮官更迭という荒療治を行いながら、浮上の糸口は見えず、52勝68敗でア・リーグ西地区4位と低迷。大谷翔平投手、マイク・トラウト外野手といったスター選手が在籍しながらも勝てない状況に「奇妙」「イライラする」などと語ったという。
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球界屈指の名将が、2シーズン以上率いた古巣の現状に嘆いている。最優秀監督賞をこれまでに3度受賞しているマドン氏は、2014年まで9年間監督を務めたレイズの地元紙「タンパベイ・タイムズ」の取材に応じ、エンゼルス時代を振り返った。
大型連敗を喫した6月、監督を電撃解任されたマドン氏。エンゼルスとの関係は「一度解雇となったら、チームとの関係は終わったようなものだ」「なんの感情もない。何もない。私にとって、あの組織は存在しないようなもの」と“ビジネスライク”を強調した。一方で「多くの選手とは今でもメールのやり取りをしている」とも明かしており、教え子たちとの関係は続いているようだ。
14年を最後にプレーオフ進出を逃しているエンゼルス。昨季MVPの大谷、過去3度のMVPを獲得しているトラウトといったスター選手を抱えながら、監督解任以降も浮上の糸口は見えない。そんな現状を、マドン氏は「奇妙に感じる」「フラストレーションが溜まる」などと表現したという。
マドン氏はエンゼルスに対しての課題も提言し、「土台となる層を改善する必要がある」と指摘。「彼ら(一部のスター選手)だけでは改善できない」と大谷やエンゼルスの脇を固める面々の奮起を促していた。
(THE ANSWER編集部)