伝説ブアカーオに屈した三浦孝太、敵地タイ放送局は同情「日本の挑戦者には強すぎた」
総合格闘家の三浦孝太(BRAVE)が19日、タイのラジャダムナンスタジアムで行われた元K-1ワールドMAX王者ブアカーオ・パンチャメーク(タイ)とのエキシビションで3回レフェリーストップを受けた。伝説的選手に圧倒され、最後は手も足も出なかったが、タイ公共放送は「ブアカーオは日本の挑戦者には強すぎた」と同情気味に伝えた。
三浦孝太とブアカーオの対戦にタイ公共放送が注目
総合格闘家の三浦孝太(BRAVE)が19日、タイのラジャダムナンスタジアムで行われた元K-1ワールドMAX王者ブアカーオ・パンチャメーク(タイ)とのエキシビションで3回レフェリーストップを受けた。伝説的選手に圧倒され、最後は手も足も出なかったが、タイ公共放送は「ブアカーオは日本の挑戦者には強すぎた」と同情気味に伝えた。
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会場からも悲鳴が飛んだ。肘打ちなどのないキックボクシングルール3分×3回、判定決着なしで行われたエキシビション。終始、三浦はブアカーオの圧力を受けた。3回はコーナーに追い詰められ、飛び膝蹴りを何発も浴びる展開。間髪入れず左右のパンチや蹴りの猛ラッシュを受けるとレフェリーストップとなった。三浦が打撃を受けるたびに、会場のタイ女性も口をあんぐり。手で押さえる人も見られた。
タイ公共放送局「PBS」の英語版「PBSワールド」は「ムエタイボクシング王者のブアカーオは日本のMMA挑戦者にとっては強すぎた」との見出しで記事を掲載。「多くを女性が占めた1万人の観客が詰めかけた中、40歳ブアカーオが飛び膝蹴りを解き放ち、20歳日本の挑戦者の胸に突き刺した。コウタはこれで不安定に揺さぶられた」と衝撃を伝えた。
記事では「試合後、ブアカーオはコウタに歩み寄り、彼の手を上げると、観客の拍手を促した」と友好的な行動も紹介していた。三浦は元日本代表FW三浦知良の次男。格闘技デビューとなった昨年大晦日のRIZINで勝利を飾っていた。自身のSNSにはタイの女性ファンから応援コメントが相次ぐなど、現地でも大人気だった。
(THE ANSWER編集部)