三浦孝太がブアカーオと対戦

　総合格闘家の三浦孝太（BRAVE）が19日、タイのラジャダムナンスタジアムで行われた元K-1ワールドMAX王者ブアカーオ・パンチャメーク（タイ）とのエキシビションで3回レフェリーストップを受けた。タイの伝説的選手は“炎の40連打”を炸裂。主催した「ラジャダムナン・ワールド・シリーズ（RWS）」が動画を公開すると、「心が痛む」「もうやめて」と悲鳴まじりのコメントが相次いだ。

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　最後はなす術がなかった。終始、ブアカーオの圧力を受けた三浦。3回はコーナーに詰められ、飛び膝蹴りを何発も受けた。続けざまに左右の拳で猛ラッシュ。間髪入れずに蹴りをくらい、怒涛の連打を受け続けてレフェリーストップとなった。三浦がダメージを受けるたびに、会場のタイ女性も口をあんぐり。手で押さえる人も見られた。

　肘打ちなどのないキックボクシングルール3分×3回、判定決着なしで行われたエキシビション。ラジャダムナン・ワールド・シリーズ公式インスタグラムは、リングサイドから撮られた決着動画を公開した。海外ファンは「ブアカーオはONEチャンピオンだし、素晴らしい」「ブアカーオは20％の力しか使っていない」と反応。タイ人女性と思われるアカウントからは「心が痛む」「ブアカーオもうやめて」と心配の声が上がった。

　三浦は元日本代表FW三浦知良の次男。格闘技デビューとなった昨年大晦日のRIZINで勝利を飾っていた。自身のSNSにはタイの女性ファンから応援コメントが相次ぐなど、現地でも大人気だった。