19日からCATレディース

　女子ゴルフの国内ツアー・CATレディースが19日、神奈川・大箱根CC（6638ヤード、パー72）で開幕する。プロアマ戦が行われた18日は、今季出場11試合で5勝の西郷真央（島津製作所）が取材対応。海外メジャー出場が続いて前週に帰国したが、遠征中にスーツケースがロストバゲージとなり、いまだに見つかってないことを明かした。中には、大事にしていた練習器具が入っていたため、スーツケースが見つかって手元に戻ってくることを強く願っている。

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　西郷のスーツケースは、2週間以上が経っても見つかっていなかった。フランスで開催された海外メジャー大会のエビアン選手権では3位。大きな結果を残し、8月1日にはパリ経由で全英女子オープン出場に向けて、英国スコットランドのエディンバラ空港に到着。しかし、キャディーバッグとスーツケースのロストバゲージが発覚した。

　キャディーバッグは翌日、同空港のロストバゲージセンターで見つかったが、スーツケースは今になっても行方不明だという。

「（現地で着る）服が全部とパッティングの練習器具が入っていました。練習器具は全く同じタイプのものがないので、これが最も精神的にショックでした。なかなか現地に電話が繋がらないですし、自分で調べるしかありませんでした。そういうストレスもありますが、できれば見つかってほしいです」

　そんな状態で、ニッポンハムレディス（7月7～10日）以来の国内ツアーに臨むが、5大会中4大会に出場した海外メジャー戦を「いろんなトラブルがあったことはありますが、『もっとできた』という思いの方が強いです。エビアンについては決勝ラウンドは良かったですけど、予選の2日間はもったいなかったですし、それでは優勝に届かないです」と厳しく振り返った。

　その上で「調子が悪い時、結果を意識せずに結果を出せることが大事」と課題を挙げた。残る今季の試合は国内で奮起することを誓う。