復刻された1970年代のMLB“危険タックル”に米驚き「凄い時代」「今なら逮捕だ」
現在の野球は故意の接触や危険なタックルは禁止されているが、それが通常プレーとして認められていた時代もあった。米データ分析会社は、今ではありえない過去の“衝撃プレー集”の動画を公開。米ファンからは「今なら逮捕だ」と驚きの声が上がっている。
MLBで1970年代は日常だった危険プレーとは
現在の野球は故意の接触や危険なタックルは禁止されているが、それが通常プレーとして認められていた時代もあった。米データ分析会社は、今ではありえない過去の“衝撃プレー集”の動画を公開。米ファンからは「今なら逮捕だ」と驚きの声が上がっている。
二塁を前に明らかにアウトのタイミングだった走者。一塁への送球を妨害するために、ベースの1メートルほど前から左肩を突き出した。そのまま二塁ベースカバーに入った選手の腹部に“ショルダージャージ”をぶちかます。激しく交錯した2人はもんどりうって倒れた。それに続く動画でも、二塁手が一塁走者の激しい“ダイブ”を腹部に受けて転倒。間近で見ていた塁審は冷静にアウトの判定を下した。
米データ分析会社「コディファイ・ベースボール」公式ツイッターは「1970年代、このプレーは合法でした。これは両方ともポストシーズンで生まれています」と文面に記し、2つの“危険タックル”動画を公開。米ファンからは「今なら逮捕だ」「凄い時代」「この頃に戻して」「見ていて楽しそう」と懐かしむ声やエキサイティングな様子の声が上がった。
この動画が公開されたきっかけとなったのは、12日(日本時間13日)の米大リーグ・ホワイトソックス―タイガースの一戦で生まれたワンプレー。ホワイトソックスのルイス・ロベルトが二塁にヘッドスライディングした際、タイガースのジョナサン・スクープのブロックを受けてベースタッチできず、一瞬だけベースから離れたところでタッチアウトになってしまった。ルール改正前なら激しい衝突があったかもしれない。
(THE ANSWER編集部)