陸上女子100m今季世界最高10秒62で衝撃V! 35歳フレイザープライスが史上初の快挙達成
陸上の世界最高峰シリーズ・ダイヤモンドリーグ(DL)第10戦は10日(日本時間11日)、モナコで行われ、女子100メートルはシェリーアン・フレイザープライス(ジャマイカ)が今季世界最高10秒62(追い風0.4メートル)で優勝。これにより、女子史上初の快挙を達成したと世界陸連が伝えた。
今シーズン6度目の10秒70切りは女子初「今の気持ち表現する言葉見つからない」
陸上の世界最高峰シリーズ・ダイヤモンドリーグ(DL)第10戦は10日(日本時間11日)、モナコで行われ、女子100メートルはシェリーアン・フレイザープライス(ジャマイカ)が今季世界最高10秒62(追い風0.4メートル)で優勝。これにより、女子史上初の快挙を達成したと世界陸連が伝えた。
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圧巻の強さだった。抜群のスタートを切ったフレイザープライス。上体を起こし、20~30メートルですでにリードを取った。エリカ・ジャクソン(ジャマイカ)ら難敵を寄せ付けず、そのまま圧勝。タイムは今季世界最高となる10秒62だった。
10秒70を切るのは今シーズン6度目となった。世界陸連公式ツイッターによると、これは女子で世界初の快挙だという。本人はレース後にツイッターで「今の気持ちを表現する言葉がまだ見つからない」と感激の胸中を記した。
1児の母でもあるフレイザープライスは35歳。100メートルは2008年北京、ロンドン五輪連覇を達成するなど、女子短距離のトップに長年君臨してきた。7月のオレゴン世界陸上で、奇抜なヘアスタイルとともに10秒67で優勝したことも記憶に新しいが、未だその勢いはとどまることを知らない。
(THE ANSWER編集部)