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大谷翔平、降板後もチームプレー 7回マウンドに行った理由を米報道「時間稼ぎだ」

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地アスレチックス戦に「2番・投手兼DH」で先発し、MLBでは1918年ベーブ・ルース以来104年ぶりの2桁勝利&2桁本塁打を達成した。そんな中、降板となった7回の大谷の行動に注目。マウンドに行きかけて止められていたが、実は“演技”だったという。米記者が伝えた。

「2番・投手兼DH」で先発し、104年ぶりの偉業を達成したエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
「2番・投手兼DH」で先発し、104年ぶりの偉業を達成したエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

大谷翔平、7回は降板と知りながらマウンドへ

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地アスレチックス戦に「2番・投手兼DH」で先発し、MLBでは1918年ベーブ・ルース以来104年ぶりの2桁勝利&2桁本塁打を達成した。そんな中、降板となった7回の大谷の行動に注目。マウンドに行きかけて止められていたが、実は“演技”だったという。米記者が伝えた。

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 大谷の続投志願かと思われた。本塁打直後の7回裏が始まる直前。大谷とベンチに不可解な動きが見られた。マウンドに上がろうと帽子をかぶり直しながらベンチを出た大谷。だが、ネビン監督代行はこれを制して球審に投手交代を告げた。大谷が怪訝そうな表情を見せてそのままベンチに戻ったため、何が起こったのかわかりにくい状況だった。

 米カリフォルニア州地元局「バリー・スポーツ・ウェスト」公式ツイッターは、ネビン監督代行のコメントを紹介。この場面について「自分が球審のところに、怪我だから彼(大谷)を代えると言いに行ったんだ。彼(大谷)は、ジミー(ハーゲット)が急いで準備するはめにならないように行こうとしたんだよ。ジミーには時間が必要だったからね」と説明した。

 また、米カリフォルニア州地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のエンゼルス番ジェフ・フレッチャー記者は「オオタニは7回にマウンドへ向かおうとした時、自分が投げないことは知っていた。彼はジミー・ハゲットがウォームアップする時間を稼ぐために出ていこうとした。しかし、ネビンがその必要はないと伝えた」と解説。降板したことを知りながら“演技”をしたチームプレー。ベーブ・ルースに続く偉業の裏で大谷の細かな心配りが光った。

(THE ANSWER編集部)

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