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韓国女子ゴルファー、ため息を一瞬で拍手に “6秒差の幸運”に米驚き「男子も学べる」

渋野日向子(サントリー)が最後まで優勝争いを演じて大きな盛り上がりを見せたAIG全英女子オープン。伝統コースのミュアフィールドで初めて行われた女子メジャー大会はアシュリー・ブハイ(南アフリカ)の優勝など感動シーンの連続だった。LPGA(米女子ゴルフツアー)は今大会の「5つの注目ショット」を紹介。ブハイとプレーオフを戦ったチョン・インジ(韓国)の“6秒差バーディー”も選出され、「男子も何か学べるかもね」と反響を呼んでいる。

ブハイとプレーオフを戦ったチョン・インジ【写真:Getty Images】
ブハイとプレーオフを戦ったチョン・インジ【写真:Getty Images】

韓国チョン・インジが13番で見せた一打とは

 渋野日向子(サントリー)が最後まで優勝争いを演じて大きな盛り上がりを見せたAIG全英女子オープン。伝統コースのミュアフィールドで初めて行われた女子メジャー大会はアシュリー・ブハイ(南アフリカ)の優勝など感動シーンの連続だった。LPGA(米女子ゴルフツアー)は今大会の「5つの注目ショット」を紹介。ブハイとプレーオフを戦ったチョン・インジ(韓国)の“6秒差バーディー”も選出され、「男子も何か学べるかもね」と反響を呼んでいる。

 大きなインパクトを与えたチョンのプレーは2日目、13番パー3の2打目のバーディーパット。やや上りの3メートルを絶妙なタッチで打つと、ボールはカップ左に切れ、ホールの縁に止まった。観衆からはため息が漏れたが、6秒後にボールはカップにストン。拍手喝采の中、チョンはキャディーとハイタッチして喜びを分かち合った。

 LPGAツアー公式インスタグラムは「ミュアフィールドでの歴史的な一週間! AIG全英女子オープンでのトップ5ショットをチェック!」と題して、5つの印象的なプレーを選出。チョンの“6秒差バーディー”以外では優勝したブハイ、キム・イェリム(韓国)、ミンジー・リー、リディア・コ(ともにオーストラリア)のスーパープレーが選出されている。

 カップの縁に止まり、時間差で落ちるのは稀に見られる珍事でもあるが、これにはファンからも「素晴らしいプレーの数々だ!」と驚きの声のほか、チョンのプレーも含め「アッシュのバンカーショットが1位であるべき!」「PGAよ、女子は君たちと同じくらい良いぞ。何か学べるかもね」「ナイスだ!」といった称賛のコメントが寄せられている。

 27歳のチョンは、日本ツアーでも2015年日本女子オープンを制するなどメジャー2勝を果たした名手。今年の全米女子プロでは海外メジャー3勝目を挙げた。

(THE ANSWER編集部)

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