最強右腕デグロムがわずか56球で演じた快記録とは 中継局「達成者はもう1人…大谷だ」
米大リーグ・メッツのエース右腕ジェイコブ・デグロム投手が7日(日本時間8日)の本拠地ブレーブス戦で6回2死まで完全投球を演じ、6回途中2失点12奪三振で今季初勝利を挙げた。この登板でデグロムは今季、エンゼルス・大谷翔平投手しか成し遂げていない、ある記録を達成した。
デグロムが6回2死までパーフェクトの快投
米大リーグ・メッツのエース右腕ジェイコブ・デグロム投手が7日(日本時間8日)の本拠地ブレーブス戦で6回2死まで完全投球を演じ、6回途中2失点12奪三振で今季初勝利を挙げた。この登板でデグロムは今季、エンゼルス・大谷翔平投手しか成し遂げていない、ある記録を達成した。
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初回からアクセル全開だった。先頭打者を打ち取り、昨季39本塁打の強打者マット・オルソンと対峙。1-2と追い込んでからの4球目、内角低めに101.6マイル(約163.5キロ)の直球を投げ込んで空振り三振を奪った。これは、デグロムが三振を奪った球としてはキャリア最速の一球。その後も快投を続け、5回2/3で降板するまで12奪三振を記録した。
オルソンから三振を奪った164キロにMLB公式ツイッターが脚光を浴びせた。実際の映像を公開すると、米ファンから「デグロムが復活」「チートコード」「打者は完全に抑えられている」など驚愕のコメントが集まった。
また、デグロムはこの登板で、今季大谷しか成し遂げていない記録を達成したと、米地元中継局「スポーツネット・ニューヨーク」が試合中に紹介した。
「デグロムは5回までに10個の三振を奪いました。わずか56球。これは(MLB全体で)今季2度目の出来事です。56球以下で10奪三振を記録しているのは、あともう1人います。ショウヘイ・オオタニです」
デグロムはサイ・ヤング賞を2度受賞しているMLB最強右腕。故障から復帰2試合目の登板だったが、すでに“完全復活”を遂げているようだ。
(THE ANSWER編集部)