「最後のプロテスト」だった女子ゴルフ四村彩也香 コロナで直前欠場「申し訳ない」
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の2022年度プロテストが、3日の1次予選A地区(5日まで、千葉・GC成田ハイツリー)からスタートする。一方、5度目の受験となる今回を「最後」と決めていた22歳の四村彩也香(フリー)は、新型コロナウイルス感染のため欠場となった。
3日から2022年度JLPGAプロテスト開始
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の2022年度プロテストが、3日の1次予選A地区(5日まで、千葉・GC成田ハイツリー)からスタートする。一方、5度目の受験となる今回を「最後」と決めていた22歳の四村彩也香(フリー)は、新型コロナウイルス感染のため欠場となった。
四村は7月31日、インスタグラムで今年のプロテストを受験できないことを報告した。
「一昨日新型コロナウイルスに感染し、陽性と診断されました。なので今年のプロテストは受験することができなくなりました」
札幌市生まれの四村は6歳からゴルフを始め、同じスクールに通っていた1学年上の小祝さくら、山田彩歩、後輩の内田ことこ、阿部未悠らと競い合っていた。高校卒業後の2018年度からプロテストを受験。過去4度は壁に阻まれ、5度目となる今年は「最後の挑戦」と公言し、「とにかく合格することだけを考えています」と話していた。
今年の1次予選は日程をずらしてA、B、C、D、Eの計5地区で開催。しかし、JLPGAによると、1度エントリーした地区の変更はできないという。結果、直前の検査でコロナ感染が確認された場合は、欠場を余儀なくされる。
四村はこの現実を受け止め、「まずはしっかりと治して来年は万全な状態で望みたいと思います。応援してくださった皆様申し訳ありませんでした」(原文まま)とつづった。投稿のコメント欄には、ファンなどから「まずは御身お大事に」「全力応援」「私も、皆さんと共に応援してます!!」「頑張ってね~」「まずは体調整えて、来年の爆発信じています!」と温かいエールが多く寄せられている。
例年約600人が受験し、最終プロテストの20位タイまでがJLPGA会員になれる合格率3%台の超難関。今年の同A地区には、臼井麗香の妹・蘭世(フリー)、植竹希望の妹・愛海(日本ウェルネススポーツ大)も出場する。
(THE ANSWER編集部)