良馬場でも強すぎた! 米競馬の新星が41年ぶり無敗3冠、現地紙称賛「支配的に勝利」
競馬の米国3冠レースの最終戦、ベルモントステークスが9日(日本時間10日)に行われ、マイク・スミス騎手が騎乗した1番人気のジャスティファイが優勝。ケンタッキーダービー、プリークネスステークスに続き、無敗で3冠を達成した。3冠達成は2015年のアメリカンファラオ以来3年ぶり13頭目だが、無敗でのトリプルクラウン制覇は1977年のシアトルスルー以来、41年ぶり史上2頭目の快挙。米メディアは「支配的な形で勝利した」と強さを称えている。
過去の2戦とは打って変わった待望の良馬場で41年ぶりの無敗3冠達成
競馬の米国3冠レースの最終戦、ベルモントステークスが9日(日本時間10日)に行われ、マイク・スミス騎手が騎乗した1番人気のジャスティファイが優勝。ケンタッキーダービー、プリークネスステークスに続き、無敗で3冠を達成した。三冠達成は2015年のアメリカンファラオ以来3年ぶり13頭目だが、無敗でのトリプルクラウン制覇は1977年のシアトルスルー以来、41年ぶり史上2頭目の快挙。米メディアは「支配的な形で勝利した」と強さを称えている。
過去の2戦、ケンタッキーダービーは田んぼのような不良馬場。プリークネスステークスは濃い霧に覆われた視界不良の中でのレースと、悪コンディションで行われていたが、この日は待望の晴天で良馬場。圧倒的な1番人気に推されたジャスティファイは、スタートから先手を奪うと、そのまま主導権を握り、最後まで力強いレースぶりで、後続を寄せ付けなかった。
米紙「ロサンゼルス・タイムズ」は「ベルモントステークス優勝でジャスティファイが史上13頭目の三冠達成」と見出しをつけて速報した。
「ジャスティファイは無敗でケンタッキーダービー、プリークネスステークスを制し、シアトルスルーに並んだ」と記事で伝え、調教師のボブ・バファートにとって3冠制覇は3年前のアメリカンファラオ以来2度目で、2度達成した調教師は史上2人目の快挙とも紹介している。