大谷翔平出場試合で珍シーン 球審が自分で自分の“妨害”判定、ファン「勉強になる」
米大リーグの試合で珍しいシーンが生まれた。三塁走者を刺そうとした捕手が悪送球。走者は悠々ホームインしたが、走者の進塁が認められなかった。米記者がこの理由を説明すると、日米ファンからは「球審が原因だったのね」「勉強になった」などの声が寄せられている。
説明した地元紙記者「私は映像で確認しました」
米大リーグの試合で珍しいシーンが生まれた。三塁走者を刺そうとした捕手が悪送球。走者は悠々ホームインしたが、走者の進塁が認められなかった。米記者がこの理由を説明すると、日米ファンからは「球審が原因だったのね」「勉強になった」などの声が寄せられている。
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26日(日本時間27日)、ロイヤルズの本拠地で行われたエンゼルス戦。5回無死一、三塁の場面。飛び出したエンゼルスの三塁走者ゴセリンを刺そうと、ロイヤルズ捕手のMJ・メレンデスは三塁に送球。しかしこれが悪送球となり、三塁走者は悠々生還……かと思われた。
しかし、球審は生還を認めず走者を帰塁させた。ゴセリンも理由が分かっていない様子。一見不可解なシーンだったが、この理由を米地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のエンゼルス番、ジェフ・フレッチャー記者が自身のツイッターで説明した。
フレッチャー記者は「MJ・メレンデス捕手の先ほどの送球のことですが、腕が球審のマスクに当たっていることを私は映像で確認しました」と記して、接触の瞬間を写した画像を公開。続けて「盗塁阻止または牽制を試みた捕手のスローイング動作を球審が妨害した際、走者は進塁できない」という野球規則を記載している。
なかなか見ることの無い球審の“妨害”。同氏の投稿に米ファンからは「ありがとう。理解した」「エンゼルスじゃなくて球審が原因だったのね」などの声が寄せられ、中継を見ていた日本人ファンからも「これは勉強になった」「バッターに責任はなかった」「納得いった」などのコメントが見られた。
この試合に「1番・DH」で先発出場していた大谷翔平投手は先制21号ソロを放つなど3打数1安打1打点2四球の活躍。チームは6-0で勝利している。
(THE ANSWER編集部)