夏の欧州最強馬決定戦で「衝撃の勝利だ」 凱旋門賞馬を封じた最低人気馬に英BBC仰天
海外競馬のG1キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(芝2390メートル)は23日、英アスコット競馬場で6頭立てで行われ、P.J.マクドナルド騎手騎乗の最低人気、パイルドライヴァー(牡5)が2分29秒49で2着に2馬身3/4をつけて圧勝。地元メディアも驚きをもって報じている。
キングジョージでパイルドライヴァー圧勝、調教師「この2週間、勝てると思っていた」
海外競馬のG1キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(芝2390メートル)は23日、英アスコット競馬場で6頭立てで行われ、P.J.マクドナルド騎手騎乗の最低人気、パイルドライヴァー(牡5)が2分29秒49で2着に2馬身3/4をつけて圧勝。地元メディアも驚きをもって報じている。
夏の欧州最強馬決定戦は驚きの幕切れとなった。3番手から直線でぐいぐいと抜け出したのはパイルドライヴァー。5番人気タイで出走6頭で最低人気だった5歳馬は後続を突き放すと、懸命に追いすがる昨年の凱旋門賞馬トルカータータッソ(牡5)らを完封し、G1馬が5頭そろったレースで主役を奪った。
地元の英公共放送局「BBC」は「キングジョージ6世&クイーンエリザベスSでパイルドライヴァーが衝撃の勝利」と見出しを打って報道。「パイルドライヴァーはオッズをひっくり返すサプライズ勝利を収めた」と報じた。
記事によると、共同調教師のウィリアム・ミュア師は「私はこの2週間、勝てると思っていた」とひそかに持っていた自信を明かした。「他にも評判馬はいたが、我々の馬が今回は本当に、本当に優れていた」「この馬は素晴らしい才能の持ち主」などと語ったという。
バイルドライヴァーは昨年6月のコロネーションC以来となるG1・2勝目。1番人気に推されたウエストオーバー(牡3)は5着に敗れた。
(THE ANSWER編集部)