オレゴン世界陸上

　オレゴン世界陸上が22日（日本時間23日）、米オレゴン州ユージンのヘイワード・フィールドで第8日が行われた。女子400メートル決勝はリオ＆東京五輪女王のショーナ・ミラーウイボ（バハマ）が49秒11で圧勝し、初優勝。圧倒的な強さを見せた一方で、レース後に個性的な体勢で優勝インタビューに応じ、驚かせた。

　圧勝だった。緑のロングヘアをなびかせたミラーウイボはバックストレートからぐんぐん加速。先頭で直線に入ると、さらに2位以下を突き放した。リオ五輪、東京五輪と連覇したこの種目の女王だったが、世界陸上でようやく金メダルを掴んだ。

　ネット上では、あまりの強さに「ミラーウイボ速い速すぎる」「これ決勝か？」「圧倒的」と驚きの声が続々。さらに、まだ届いていなかった世界女王の称号に「世界陸上初制覇なの意外すぎる」「とうとう世界陸上とった！」と祝福する声が溢れていた。

　驚きはこればかりではない。歓喜のあまり客席の脇で仰向けに寝転んだミラーウイボは、なんとそのままの姿勢でインタビュー。男性インタビュアーも寝転び、添い寝状態で受け答えをした。これまでも披露したことはあるが、世界陸上の舞台でやってのけ、海外記者もその様子をツイートするなど話題になっていた。