男子200mぶっちぎりV ボルトまで0秒12差に迫った25歳に衝撃「鳥肌」「信じられない」【世界陸上】
オレゴン世界陸上が21日(日本時間22日)、米オレゴン州ユージンのヘイワード・フィールドで第7日が行われ、男子200メートル決勝ではノア・ライルズ(米国)が19秒31の世界歴代3位タイムで優勝した。あのウサイン・ボルト(ジャマイカ)の世界記録に0秒12と迫る好タイム。圧倒的な勝利に「信じられない」「鳥肌が立った」と米記者たちも仰天していた。
オレゴン世界陸上
オレゴン世界陸上が21日(日本時間22日)、米オレゴン州ユージンのヘイワード・フィールドで第7日が行われ、男子200メートル決勝ではノア・ライルズ(米国)が19秒31の世界歴代3位タイムで優勝した。あのウサイン・ボルト(ジャマイカ)の世界記録に0秒12と迫る好タイム。圧倒的な勝利に「信じられない」「鳥肌が立った」と米記者たちも仰天していた。
世界の猛者をぶっちぎった。カーブを曲がり切った時点で先頭に立っていたライルズ。直線でさらに加速し、後続を一気に突き放す。圧倒的なそのタイムは19秒31。ボルトの19秒19まで0秒12と迫り、レース後はユニホームを引きちぎって感情を爆発させた。アニメ好きとしても知られる25歳。ドラゴンボールのかめはめ波ポーズも披露した。
ボルト、ヨハン・ブレイク(19秒26)のジャマイカ勢に次ぐ世界歴代3位の走りで、1996年マイケル・ジョンソンの米国記録(19秒32)を26年ぶりに書き換えた。ツイッター上の米記者も驚きが隠せない様子。米スポーツ誌「スポーティングニュース」に寄稿経験のあるビリー・ハイエン記者は「男子200メートルでライルズより速いのはウサイン・ボルトとブレークだけ」と伝えた。
米ニューヨーク州地元紙「ロックポート・ユニオン・サン」のニック・サバト記者は「ライルズのせいで、世界最速の男たちが遅く見えた。信じられない走り」とぶっちぎり優勝に驚き、米ケンタッキー州地元局「WLEX-TV」でリポーターを務めていたマリー・ジョ・ペリー記者も「鳥肌が立った。彼は燃えていた」とその走りを表現していた。
(THE ANSWER編集部)