世界陸上で「マスコットの頭が盗まれた」 衝撃の“大事件”を地元紙報道、犯人は…
米オレゴン州ユージンで連日、熱戦が繰り広げられている世界陸上で“大事件”が発生した。20日(日本時間21日)、開催地のオレゴン州地元紙「レジスター・ガード」が報じている。
話題のマスコット「レジェンド」の頭が盗まれていたとオレゴン地元紙報道
米オレゴン州ユージンで連日、熱戦が繰り広げられている世界陸上で“大事件”が発生した。20日(日本時間21日)、開催地のオレゴン州地元紙「レジスター・ガード」が報じている。
同紙が報じた見出しは、こうだ。
「世界陸上でマスコットの頭が盗まれる」――。
15日(同16日)の開幕以降、毛むくじゃらの黄色の巨体で二足歩行し、会場のヘイワード・フィールド内外を神出鬼没に現れる姿が目撃され、観客に肩車を要求したり、マラソン号砲前に選手とじゃれ合ったり……とにかく、やりたい放題だったマスコット。
その名も「レジェンド」。
やけにつぶらな瞳が印象的ではあるが、オレゴン州を含む地域において伝説となっている謎の生物「ビッグフット」をモチーフにしているという。
その頭が、盗まれていた。衝撃的なニュースだった。
記事では「マスコット『レジェンド・オブ・ビッグフット』の頭が今週始め頃、世界陸上で盗まれた」と伝えた。警察はまだ犯人は捜査中という。
大会幹部は盗難との関連でカメラマン1人が会場から退去させられたことを認め、地元警察によると、当該人物は事件の参考人とされたが、すでに参考人を外れたと伝えており、解決には至っていないとみられる。
また、地元警察は肝心な頭が戻ってきたかどうかは明らかにしていないことも伝えている。
初の米国開催でここまで大会の盛り上げにひと役買ってきた「レジェンド」の頭がなくなっては、主催者にとっても頭が痛い一大事。しかし、20日(同21日)のヘイワード・フィールドにはしっかりとつぶらな瞳を見せ、姿を現していた。
返還されたのか、予備があったのか、定かではないが、女子3000メートル障害のレース後には水濠障害の水たまりに華麗にダイブ。暴れっぷりは健在で、頭の盗難騒動はパフォーマンスに微塵も影響を感じていないようだ。
(THE ANSWER編集部)