意外と新候補は「日本人」? アスリート長者番付に女子が1人も入らなかった理由
新候補は「テニスの日本人」か、「成功が巨額のスポンサー収入を誘発する」
一方で「高収入アスリートの構図も変化し、女性のランクインの機会に影響を与えている」という。1990年のリストは個人スポーツのスターに偏重しているが、今年は82%がチームスポーツの選手といい、テレビの放映権料が莫大に伸びた影響を指摘し、例としてNBA選手が爆発的に数字を伸ばしていることも伝えている。こうした影響もあり、女子選手が番付に載る唯一の道だったテニスもトップ100に載る基準が上がっているという。
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今後、女子を巡る番付動向はどうなるのか。記事では競技復帰したウィリアムズは来年リストに戻る見通しを示した上で「しかし。ウィリアムズの次にトップ100に入るのは誰なのか?」と言及。シャラポワなど、かつてリストに登場した面々について厳しいとの見解を示したが、意外にも新候補の一人として注目されているのが、日本のアスリートだ。
「一番確実なのは一般にまだ眼界に入っていない誰かだろう。成功が巨額のスポンサー収入を誘発する日本か中国からの新星テニススターが、かつて李娜や錦織圭がそうしたように、100人に割って入るのかもしれない」
このように記し、日本、中国のようにテニス界で成功することで多くのスポンサーが付きやすい土壌がある文化から新たに番付に入る可能性があることを指摘している。現在、日本を代表するテニス選手といえば、世界ランク20位の大坂なおみ(日清食品)だが、さらなる新星の出現は世界の女子アスリートの勢力図を変えるかもしれない。
(THE ANSWER編集部)