陽性で小池祐貴不在の男子200m 飯塚翔太&上山紘輝が準決進出の奮闘「緊張はない」【世界陸上】
オレゴン世界陸上は18日(日本時間19日)、米オレゴン州ユージンのヘイワード・フィールドで行われた。男子200メートル予選では日本の2選手が登場。上山紘輝(住友電工)は 20秒26(追い風1.0メートル)の1組2着、飯塚翔太(ミズノ)は20秒72(無風)の2組3着に入り、ともに着順で19日(同20日)の準決勝に進んだ。出場予定だった小池祐貴(住友電工)は、新型コロナウイルス陽性で当日に欠場が発表された。
オレゴン世界陸上
オレゴン世界陸上は18日(日本時間19日)、米オレゴン州ユージンのヘイワード・フィールドで行われた。男子200メートル予選では日本の2選手が登場。上山紘輝(住友電工)は 20秒26(追い風1.0メートル)の1組2着、飯塚翔太(ミズノ)は20秒72(無風)の2組3着に入り、ともに着順で19日(同20日)の準決勝に進んだ。出場予定だった小池祐貴(住友電工)は、新型コロナウイルス陽性で当日に欠場が発表された。
23歳の上山は初出場で自己ベストをマーク。大舞台で力を発揮してみせ「楽しく走れたので緊張はしなかったです。この流れで準決勝に持って行きたい」と笑顔を見せた。3大会連続4度目の出場となった31歳の飯塚は、7日に追加代表が発表されたばかり。「後半はきつくて失速したけど、着順で取れたのはよかった」と振り返った。
飯塚の組では、5レーンのアーロン・ブラウン(カナダ)が号砲と同時に飛び出す際、足を滑らせて転倒。トラックに突っ伏した。スターティングブロックが原因とみられ、レースは仕切り直しに。飯塚は「こういうこともあるので、冷静に対処して走りました」と冷静。「久しぶりに海外のお客さんがいるところで走って、アメリカのアットホームな雰囲気。アクシデントがあったけど、みんなで励ますような温かい空気だった」と説明した。
ブラウンも動揺することなく、20秒60の組2着で準決勝進出を決めた。上山は22日(同23日)の男子4×100メートルリレーのメンバーに入っている。
(THE ANSWER編集部)