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田中希実、サニブラウンら日本勢快走の裏にユニホームの秘密 重さは「卵1個分」の衝撃【世界陸上】

15日(日本時間16日)に開幕したオレゴン世界陸上。男子100メートルではサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)が同種目日本人初のファイナリストとなり、女子1500メートルでも田中希実(豊田自動織機)が日本人初の準決勝進出を果たした。選手たちがまとったユニホームにはある“秘密”が。驚きの軽量化について日本陸連が紹介している。

世界陸上に出場している田中希実【写真:Getty Images】
世界陸上に出場している田中希実【写真:Getty Images】

オレゴン世界陸上、アシックス製のユニホームが追求したのは?

 15日(日本時間16日)に開幕したオレゴン世界陸上。男子100メートルではサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)が同種目日本人初のファイナリストとなり、女子1500メートルでも田中希実(豊田自動織機)が日本人初の準決勝進出を果たした。選手たちがまとったユニホームにはある“秘密”が。驚きの軽量化について日本陸連が紹介している。

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 16日(同17日)、サニブラウンは日本人初の決勝で7着。予選では自身3度目の9秒台となる9秒98を記録するなど快走した。さらに田中も女子1500メートルで見事初の準決勝に進み、大会初日には男子20キロ競歩で山西利和が優勝、2位に池田向希が入った。女子1万メートルでは廣中璃梨佳が日本歴代2位タイムを記録するなど、日本勢に好記録が生まれている。

 当然選手の能力、努力によるところが大きいが、選手を支える企業努力も見逃せない。今大会に向けて、アシックスジャパンは日本代表選手の“史上最軽量”ユニホームを生み出した。コンセプトは「IN THE ZONE」。選手が様々な動作で感じる不具合や不快感を取り除き、より競技に集中できるような機能性を追求したものとなっている。

 キーカラーは朝日が昇る力強さをイメージした「サンライズレッド」。Lサイズのユニホームはわずか51グラムで、2019年の78グラムからさらに軽くなった。日本陸連公式ツイッターによると、その重さは卵1個分相当しかないという。世界を相手に戦う日本の選手たちのため、アシックスも極限を追求していた。

(THE ANSWER編集部)


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