世界陸上で頭から落下した棒高跳び選手 事故後に無念投稿「ガッカリどころではない」
オレゴン世界陸上は16日(日本時間17日)、米オレゴン州ユージンのヘイワード・フィールドで2日目の競技が行われている。初日の女子棒高跳びの練習中に思わぬ事故で負傷棄権を余儀なくされた英国代表選手が、直後の心境をツイート。気丈に振る舞う様子が反響を呼んでいる。
初日の競技前の練習中、ポールが折れて頭から落下
オレゴン世界陸上は16日(日本時間17日)、米オレゴン州ユージンのヘイワード・フィールドで2日目の競技が行われている。初日の女子棒高跳びの練習中に思わぬ事故で負傷棄権を余儀なくされた英国代表選手が、直後の心境をツイート。気丈に振る舞う様子が反響を呼んでいる。
衝撃的なアクシデントに見舞われたのは女子棒高跳びの英国代表、ホリー・ブラッドショー。本番前の練習での跳躍の際、ポールが折れて頭から真っ逆さまに落下してしまった。敷かれたマットに落ちたものの、背中の痛みを訴えて棄権してしまった。
この事故は英紙「テレグラフ」でも報じられ、ファンからも沈痛な声が寄せられたが、当のブラッドリーも落ち込んだ様子を隠さなかった。自身のツイッターを更新し「ガッカリどころではないです」と心境を吐露。「でもこういう出来事は私たちを試すために起きたことだと信じています。2022年、皆さんのサポートに感謝。私は成長します」と続けた。
競技人生でポールが折れるという体験は初めてとあって、今後の精神面への影響が気になるところ。だがそれについては「メンタル的なことは大丈夫です。衝撃を受けましたが、仲間たちを応援する準備はできています」と他の選手のサポートに気持ちを切り替えている。
「肉体的にはボロボロです。明日スキャンを受けて、次の大会に切り替えていきたいと思います」との言葉でツイートを締めたブラッドリー。今後の復活に期待したいところだ。
(THE ANSWER編集部)