大谷翔平、米ESPN記者は“来夏移籍”の可能性指摘 今季トレードは「想像できない」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、本拠地アストロズ戦に「2番・DH」で先発出場。3打数1安打2四球だったが、チームは延長戦の末2-3で敗れた。過去14試合で大谷の登板試合以外に勝てないエンゼルス。米スポーツ専門局「ESPN」のベテラン記者は“来夏放出”の可能性について言及している。
大谷の奮闘の一方、エンゼルスは低迷
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、本拠地アストロズ戦に「2番・DH」で先発出場。3打数1安打2四球だったが、チームは延長戦の末2-3で敗れた。過去14試合で大谷の登板試合以外に勝てないエンゼルス。米スポーツ専門局「ESPN」のベテラン記者は“来夏放出”の可能性について言及している。
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ESPNのティム・カークジャン記者は同局の番組「スポーツセンター」に登場。大谷が13日(同14日)のアストロズ戦で6回4安打1失点、12奪三振の力投で9勝目を挙げたことに加え、最近打ち立てた数々の記録にも改めて注目。6月1日以降、大谷の勝利数とエンゼルスの残る全投手の合計勝利数が6で並んでいるという、チームの不振ぶりも紹介している。
出演していた女性MCは「バットでもマウンドでも毎日感銘的であり続ける大谷ですが、エンゼルスは鉄板で、今年もポストシーズンをまたしても逃すことになりそうです。在籍5年でポストシーズンを逃すのも5回。これはよくありません。前進するためにエンゼルスは彼をどうするべきでしょうか?」と問題提起した。
すると、カークジャン記者は「彼らは長期契約を結ぼうとするでしょう。なぜなら、ショウヘイ・オオタニと長期契約を結びたがらないものは存在しないからです」と指摘。エンゼルスも大谷との長期契約を目指すと分析する一方で、「それは難しいでしょう」と続けた。
「なぜなら、彼(大谷)は来シーズン後にフリーエージェントになってしまうからです。そして、彼は勝ちたがっている。このチームがどうなるのかわからない状況で今、(エンゼルスと)契約する必要がどこにあるのか」と、負け越しの続くエンゼルスのチーム状況から、残留交渉の難しさについてもカークジャン記者は指摘している。
「彼らはトレードしないでしょう。思うに1年後、フリーエージェントになる数か月前に、彼らは長期契約を結べないと悟ったときに、トレードを検討することになる。でも、来年の段階まで起こるとは想像できません」とカークジャン記者。今夏の移籍市場では、大谷残留を予想していた。
(THE ANSWER編集部)